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少年は魔人になるようです
第24話 創造者の想いは相容れないようです
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果てろ、異世界の創造者よ。』」


その言葉と同時に、魔法陣から複数の砲撃が放たれる。


「薙ぎ払え、『アトロポスの剣』!!」


しかし、いつも通りに魔力砲の因果を消しとば―――


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

「な!?――クッ!!」


間一髪、魔力砲を避ける事に成功する。だが――何が起きた!?
  

「『動揺するのも無理は無い。君のそれは因果、存在を断ち切るそうだが―――』」


奴は、俺を見下ろしながら言い放つ。


「『この世界の因果を……全てを司るのが誰か忘れたのか?』」


――この世界の全ては奴が存在させるかさせないか決めているから、

他人(こいつ以外)が勝手に因果ぶった切ろうが、直死で切ろうが意味が無いって事。


「……要するに、フツーに戦えって事ですね。」

「『その通り……。』」


となると・・・この世界の魔法以外を試すしかないな。


「じゃあ、最初っからクライマックスだぜ!!!

星光の砲撃放つ殲滅杖(シュターイン・ヴァニシュトン・ルシフェリオン)』!!!」


新たに『王の財宝』から呼び出したのは、RH(レイジングハート)と瓜二つの杖。


「集え、明星(あかぼし)!全てを焼き消す(ほむら)となれ!!」


空間が歪む程の魔力が集まり出し、放たれる。


「ルシフェリオン・ブレイカーーーぁぁああああああああああああ!!!」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!


耳を劈く音を立てながら『造物主』に向かっていく魔砲。

攻撃力だけなら核をも凌ぐ程の威力。流石にこれを無傷で―――


バシュウウ!!

「ですよね〜。フラグですよね〜………。」


奴に届く前に、障壁で掻き消されてしまう。っていやいやいや!?どんな障壁だよ!!


「『この程度か?』」


ウォン! ブゥン! ゥオン! ウォン! ギュィィン! グォォン!

奴の前に攻撃用と見て分かる禍々しい魔法陣が広がり、技名と共に放たれる(・・・・・)


「『六天傀儡(プロテ・ネクスィ・クライスィス)』」

―――――ィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイインンン!!!!


見た目とは裏腹に静かに放たれたそれは、先程のただの魔力砲とはケタが違う。

魔力砲とて、避けなければ確実に墜ちていた。

ならば、それとケタの違う攻撃なぞ喰らったら―――――


「『フィジカル・フルバースト』!!」


いつか使った、時間&思考百倍化の能力で時間を稼ぐ――が、やはり動きが速い。

攻撃自体が速いのでは
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