第23話 序盤でラスボスが出てくるようです
[10/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
・・・この人達には危機感と言うモノが無いのでしょうか?
公園にでもいる様な雰囲気です。
『黒菩薩』、確かノワールと言いましたっけ?ではなく、後ろから魔族が!!
パチンッ
少女が指を鳴らしたかと思うと、魔族が八つ裂きになりました。
これも魔法の一種なんでしょうか?!
「・・・・ママに近づいていいのは、パパだけなの・・・・・・!!」
「そうね。私に迫っていい男はシュウだk――あ、いえ。――コホン。
そろそろ真面目に行きましょう、アリア。『魔合聖纏』≪暗逆併明≫!」
「・・・『天合獣纏』≪翼獣霊王≫」
どの様な技か分かりませんが、ノワール殿は黒と白の天使の姿に変わり、
少女・・いえ、アリア殿は13,4歳程まで成長し、ピンと立った犬耳と尻尾が生え、
獣を模した軽鎧を纏い、蒼い炎で出来た狼を四匹侍らせています。
「さて、さっさと片づけちゃいましょうか。」
「・・・パパの邪魔をするなら・・・、許さない。」
言うやいなや、二人は姿を消し――消えた様な速さで敵を次々屠って行きます。
『皆殺しアーカード』、『黒菩薩』。
魔法世界で知らぬ者のいない犯罪者が、人助けをしています。
『悪』ならば、そんな事はしない筈です。
しかし、この二人(三人?)が犯罪者である以上、『正義』である筈がありません。
ですが彼らは『紅き翼』の一員、『正義』の象徴たる英雄。
『正義』であり『悪』でもある、犯罪者で英雄。
彼らを見ていると、今まで信じて来たものが壊れていく気がします。
誰か、教えてください。『正義』と『悪』って、何でしょうか?
Side out
Side 愁磨
連合軍のフォローをノワールとアリアに任せた俺だったが、ぶっちゃけ心配でならない。
幾らリバースドールに能力ブースト効果を付けてクローナシンボルに復元能力を付加した上で
雑魚悪魔共と戦うと言っても、それでも1/100000000%くらいは掠り傷がつく可能性がある訳で。
「愁磨、流石にそれだけやれば、
お釣りが値段の数倍還って来ますから大丈夫です。それより―――」
うむ、心を読まれたのはスルーしておこう。
「やあ、『紅き翼』の諸君。また会ったね。」
入口から100m程の所には、原作通りフェイト・アーウェルンクス、デュナミス、
仮契約(?)三人衆が待ち構えていた。
「この半年で、僕達は随分数を減らされてしまった。ここで終わりにしよう。」
「ハッハッハ、フェイト君。5対6、しか
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ