第23話 序盤でラスボスが出てくるようです
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現させ、魔族の軍団を飲み込みました。
ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ウンダリババババババッババババババズドドドドドドドドドドガダダダダダダダダダ!!!!
「『《粉砕!玉砕!!大喝采ィィィィィィィィィィィィィィィ!!》』」
意味不明な絶叫が終わると同時に魔法の射手の音が止み、
敵軍の様子が見えるようになりました。
敵の半分は消え去り、残りも、両腕が無くなったりしている魔族が4割、
多かれ少なかれ血を出している魔族が他5割。そして、ほぼ無傷の魔族が数体。
「チッ、ハンパな術式じゃこんなもんか。皆、ありがとう!もう帰っていいぜ!」
『《んじゃ、またな〜〜。》』
・・・・・恐ろしい事を聞いた気がしますが・・・・二重に。
多分聞かなかった事にした方が良いと、勘が告げています・・・・・。
「………ほら、ナギ。号令を。」
「流石愁磨だ、褒めて遣わすぜ!!野郎ども!俺達の道をしっかり作れよ!!――行くぜ!!」
ナギ様の号令で、連合国側が遂に動き出しました。
―――すると、宮殿の中からまた魔族が現れ始めます。
「倒した意味ねぇぇぇぇぇええ!!」
「なに、出て来るんなら倒しゃいいだけだろうが!!」
「残念ながら、そんな事してる暇はありません。彼等は、既に儀式を始めています。」
「チッ!!人手不足………!!」
言いつつも、襲って来る魔族を片端から倒して行く『紅き翼』の方々。
そして、こんな風に考えていられる余裕があるのは・・・シュウマ殿が、全体をフォローしているから。
・・・見ていれば分かります。シュウマ殿は、力のない私達を助けているのだと。
ですが、何故、大量虐殺をした犯罪者が、私達を助けるのでしょう・・・?
「シュウ、流石に見ていられないわ。」
「・・・・戦う。」
と、その影から女性と少女が出てきました。
「……分かった。リバースドールは持ってるよな?」
「ええ、10体ずつ持ってるわ。クローナシンボルもね。
それと、伯爵以上と当たる時は必ずアリアと一緒に戦うから大丈夫。」
「そ、そうか。なら後は防護符と反射香と「いいから早く行きなさい!!」
くぅ〜〜〜!!ここは頼んだ!行くぞ!!」
「結局お前が仕切るのかよ!!」
・・・・戦場に有るまじき軽さで、『紅き翼』は『墓守人の宮殿』に向かいました。
「さて、皆様。『皆殺し』に代わりまして、私『微笑みの漆黒菩薩』がお守り致します。」
「・・・ママ、わたしも、いる・・・。」
「そうね。アリアも私と一緒に守ってあげましょうね。」
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