暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter10「クラナガンでの二人」
[2/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
で影響が出てすらいる。
ミッドチルダはルドガーからすれはリーゼ・マクシアとエレンピオスが融合したようなイメージが強く、ぜひ源霊匣の完成を目指しているジュードにはこのミッドチルダという世界を見せてあげたかった。
「これなかなか似合っとるんやない?」
「はい!このソフト帽とコートの色が上手くマッチしてますね!」
「………」
と考えているルドガーは今、はやてとやたらハイテンションな女性店員にマネキン代わりにされ軽くファッションショーを開催中だった。
「ルドガーもそう思うやろ?」
「あーいいと思うぞー(棒読み)」
通算20回もとっかえひっ替え衣装チェンジされ、いい加減うんざりしはじめる。何せ2人のテンションは明らかに浮いている為周りから好奇な視線を向けられ続けているからだ。
「……頼むから落ちついてくれ」
結局最後は自分で選ぶ事にしてそれをそのまま着て過ごす。
今ルドガーが着ている服は普段彼が着ている服の色違いのような物で、黒のワイシャツに黒で先端に黄色の刺繍が入ったネクタイ、黒と灰色が基調のサスペンダー、黒のスーツパンツという黒尽くし。はやてと店員は自分達がチョイスした物を選んでもらえなかったので不服そうだが、意外と黒尽くしのファッションがルドガーに似合っている為「何か良い!」という感想を漏らし満足している。
それ以外の服は部屋着用の物とルドガーのファッションに合わせた物を数点購入し店を後にする。
その後は、はやての服を数着購入して一休みがてらショピングセンター内にある喫茶店に入った。
だが店に入ってから直ぐに買い忘れた物があると言ってルドガーは席を立つ。はやてが自分もついて行こうと話すが、直ぐ戻ると言って店を出ていった。
「まったくルドガーは!女の子と出掛けて女の子を一人にするなんて」
一人プンスカ紅茶を飲みながらルドガーの文句をたらたら言うはやて。だが決して悪い気分ではない。もう19歳にもかかわらず彼女は一度も色恋ざたには無縁であり仕事一筋だった。
その貴重な青春を犠牲にしたおかけではやては今の階級と目標にしていた部隊をこの若さで手にする事ができたが、やはり女としての幸せを捨てている気が少なからず心にあるようで、自分で決めた事とはいえ寂しい気もありはした。
しかしそんな彼女にも一つの春が訪れる。
それが訪れた季節はまさに春。彼が、ルドガーが六課の敷地内で倒れていた所を保護してから彼女の心に少しづつだが女としての感情が芽生えていた。
異性でここまで近づいた相手はルドガーが彼女にとって初めてであり、彼女の周りの人間もその変化を快く思っている。
(んー顔はまぁイケメンやし、それで料理はプロ顔負けの腕前でおまけに戦闘でもリミッター付きとはいえシグナムに勝ってもうた
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ