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インフィニットストラトス サタンと契約した憤怒の一夏
憎しみの矛先
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魔のせいで近所の奴らが、玄関にいた為、サタンを展開して朝川を連れて窓から外に出て、部屋に火を付けて、永良の店の近くの公園まで飛んでいった。朝川は酷く泣いていたので永良の店まで、連れて行った。

「水美ちゃんようやく寝たよ。」

「そうかい。そりゃ良かった」

永良は真剣な顔で自分でついだお茶を飲んで俺にあることを言ってきた。

「水美ちゃんや彼女の両親達は本当に幸せな家族だったんだ。それを彼女は他人に踏みにじられたんだ。かつての君みたいに」

「そうだな。だけど俺と朝川は違う。俺は人を殺している。もう千冬姉や十秋に合わせる顔は無いけど、朝川は違う。まだマトモな道を歩ける。両親の墓の前で堂々としていられる。それが朝川と俺の違いだ」

俺はサタンと契約した頃は千冬姉を恨んでいた。しかしその半年後、偶然襲った日本政府の上役から全部聞いた。あの時千冬姉が俺が誘拐されたことを聞かされなかっていなかったことを。その時から俺は自分が何をしていたのか分からなくなっていた。

「俺はもう帰るから、朝川に宜しく言っといてくれ」

俺は金の入ったバックを持って席を立つと永良が急に変な事を言ってきた。

「…一夏君、君は本当に優しい子だね」

「何が優しいんだ?」

「だって君、本当は水美ちゃんに郷田を殺させる気なかったでしょ。水美ちゃんが殺されそうになった時郷田を変わりに殺したって聞いたし」

「あんなのは、優しいに入んねえよ。俺はアイツに殺人をするように仕向けたゲスだよ」

俺はそう言いながら店を出て家に帰った。




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