第一部
誓う言葉
嘘と演技。
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何で顔を赤らめるのよ、可笑しいでしょ
そんな目であたしを見ないでよ!!
まるであたしが悪いことを言ってるみたいじゃんかよ・・・
ハンニャバル「ハンコック様と海姫様は仲が良いっスね」
リノ「こっち見んな、レオンの炎で燃やすぞ」
ハンニャバル「いやぁぁぁぁ!!!」
あたしの隣にいるレオンが殺る気満々に身体の温度を熱くさせ、
今にでも野蛆虫に飛びかかりそうな雰囲気だったけど
サロメが長い尻尾でレオンの行き先を阻めた
さすがサロメ、この三人の中で手足は一番速い奴だ←
ハンコック「熱いな・・・」
ドミノ「ええ。署長室があるのはレベル4の焦熱地獄ですので火事のような物です」
火事か、まあレオンと一緒にいればなんてことないな←
レオン『リノ、お前絶対に今俺のことで悪方面で考えただろ』
リノ「いや全然。良い方向さ←」
モモンガ「・・・・・」
レオン『メリーサがいればすぐに何を考えているのかが分かっていたのにな』
リノ「いなくて良かったわ」
マジでメリーサの予言だけは止めてよ!!←
メリーサの予言はなぁ!!・・・メリーサの予言は・・・・!!
ほんっっっとうに五月蝿くて嫌になるんだから!!
レオン『それはそうとリノ、ハンコック・・・一大事だ』
ハンコック「どうしたのじゃ?」
レオン『・・・・・麦わらの存在が確認された』
リノ「おおマジか」
ハンコック「リノ」
リノ「いやだって他に何を言えと」
・・・他の三人が何かを話している中で、
ハンコックがまさに恋する乙女がフラれるシーンで泣き出すように
さっきまでは全体重をあたしに押し付けてメロメロになってたくせに
またしてもあたしに全体重をかけようとしてるのはお見通しなんだよ←
ドミノ「海姫様、ハンコック様。ご到着しました」
お。マジか嬉しいな←
ハンコックの痛々しい攻撃をくらわなくて済むから良いわ←
モモンガ「署長はどこにいるんだ?」
ドミノ「署長マゼランは毎日のおよそ十時間の中、お手洗いにこもるのが日課です
睡眠は約八時間とられますので食事と休憩を差し引いて、勤務時間は四時間程になります」
え?十時間もトイレ?
八時間も寝るの?それはあたしと一緒だな←
レオン『・・・・・・』
リノ「おい、そこの獣。何が言いたい」
レオン『・・・リノの睡眠時間は十時間だな、と思ってな』
リノ「は!?」
コイツ、バカにしてェェェ!!!
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