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宇宙を駆ける一角獣 無限航路二次小説
第一章 九話 熱圏突破 後編
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いいのだ。』

『すまねえ。少し気が楽になった。』

通信をそこで切ると、白野はユニコーンを動かして再び小マゼランへと向かい始めた。
バウンゼィもその後につづいていた。


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マゼラニックストリーム ボイドゲート付近

手強いファンクス級の襲撃を乗り切ったユニコーンとバウンゼィは遂にゲートの付近に到達していた。

「ここをくぐればいよいよ小マゼラン。楽しみだな。」

「ああ。そうだな。」

「よし、ユニコーン、微速前進。ゲートへ進入せよ。」

ユニコーンはゆっくりとゲートを通る。艦首がゲートの青白い面に接すると、電光が走りその銀色の巨体は遥か離れた小マゼランへと少しつづ転送されて行った。
それに続くバウンゼィも電光と共にゲートに進入して行った。

続く

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