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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
頭脳と1番槍と銃騎士
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だった。

「・・・?」

「どうした、シャルル?」

シャルルが何かに気付いたのか・・・?

「アナグラムの次にアナグラム?なんて訳ないか・・・でも見方を変えれば・・・」

ルーシィがそう言っていた。

「?」

シャルルはある物が見えた。周りが灰色になり、絵本の表紙の女の子がこっちを向いてきた。

「ダメ。」


「っ!!!!」

「シャルル?」

「どうしたの?」

「・・・?」

シャルルが何か驚いていた顔をしていた。どうしたんだ・・・?
シャルルは頭を右手で押さえていた。頭痛か・・・?いや、予知か・・・?

「あの針に関わるかどうかはわからないけど・・・・・・
 この本にお父さんのメッセージが込められているかもしれない。」

ルーシィさんはそう言う。

「・・・で、そこの猫ちゃんは何を持っているのかしら・・・?」

「ウサギとカメの本だよ。この話も取っても神秘的だと思うんだ。」

「それはない。」

ハッピーの言葉に俺がそう言う。
































「その本、僕にくれないかな?」

「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」

誰かの声が聞えた!?

「この本が狙われている!!?」

ハッピーがそう言う。

「はは、面白くない冗句だね、それ。」

ヒュィン、ドォン!!

「な、何だありゃ!?」

「ドアノブが膨らみやがった!?」

「大きくなって、ドアが破壊されたか・・・。」

一体誰が・・・!?

「表現力が乏しいね。ドアノブが倍加した事で、結果、ドアを押し破った、とか言えない訳?」

「嘘!?」

「え!?」

「ん!?」

「あいつ・・・!」

「もしかして・・・!」












































「エクシード!!?」

そこには水色の体で教会の神父の様な服と帽子を身につけて、
眼鏡を掛けている1匹のエクシードがいた。

「でも、エクスタリアにこんな奴いたかな?」

「いなかったと思うよ・・・?」

「違うわ・・・きっと、私達同じ時期にこっちの世界に送られた1人!」

「ふん。」

「テメェ、誰だ!?」

ナツさんが尋ねた。

「レギオン隊の頭脳、サミュル。」

エクシードはそう答えた。

「さっそく嗅ぎつけてきやがったな!」

「だったら針返せぇ!!」

「ヤダね。」

「何ぃ!!!!」
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