第13話 卒業式と修業先
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「ありがとう、お祖父ちゃん」
「気にせんでえぇわい。って違うわい。なんでこんな話しになっておるんじゃ!」
「なんでって、ネギ兄さんの修行が「日本で先生をすること」だから?」
「そうじゃった。安心せい。ネギの修業先はワシの友人が学園長をしておるから融通を利かせてくれたわ」
「融通って、要は魔法でごまかすつもりなんでしょ。つまり、「公文書偽造」の「魔法犯罪」ってことだよね。そっかー。ネギ兄さん、オコジョになったらナッツぐらいは送るから、元気で生きてね」
「オ、オコジョ………」
オコジョがショックだったのか、ふらふらした足取りでネギ兄さんが校長室を出て行く。
「ま、待ちなさいよ! ネギ!」
アーニャが慌ててネギ兄さんを追っかけて行く。
「ど、どうしてこうなった………」
あらら、祖父さんが頭を抱えてら。
ネカネ従姉さん?
中退の話しがショックで気絶してるよ。
まぁ、そもそも主席のネギ兄さんとオマケで卒業したオレの修行先がまったく同じ「日本で先生をすること」ということからしておかしいワケで。
それに修業場所を探すのも修行の一部なのに、「麻帆良学園」が修業先に決まっていること自体おかしいよね。
ま、魔法使いの修行なんてする気がないオレには関係ないけど。
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