第二十八話「ケルベロスは本当は可愛い生き物なんです」
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きた。視界もぼやけてやがるし。
ちくしょう、死ねるかよ。ハーレム王になる俺が、こんなところで死ねるかってんだ……!
しかし、俺の気持ちなぞ知ったことかとでもいうように、この身体の熱は奪われていく。
赤い血が大地を濡らす中、アーシアの涙声だけが、妙に耳に入って来た。
「私を置いていかないでください……イッセーさん!」
――……あーしあ…………。
泣くなよ……お前の鳴いてる顔なんて……
みたく…………。
……。
【適応者Aの生命活動――著しく低下】
【生命維持レベル段階C、意識レベル二。状況Bと判断】
【クロックアウトによる凍結制御術式、解放。マナローン起動――適応化開始】
【適応まで残り――八十%……五十三%……二十四%……七%……適応完了】
【対象総合情報抽出。損傷度数レベルC、損傷部位第四腰椎部、腕部上橈側面、脚部背面】
【限定術式選出――選出数一、使用不可。補強……再補強……強制使用可能】
【警告、術式使用による肉体変異の可能性あり】
【警告、多術式併用による神器変異の可能性あり】
【強制許諾――完了】
【全工程完了。限定術式『女神の抱擁』発動】
【全損傷部位強制治癒――完了】
【限定術式『無色の核変動』発動】
【対象魂と同調開始…………完了】
【適応者A再起動】
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