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もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
チートドラゴン物語・四
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像が映し出される。すげー何だか占い師みてぇ。やってんのは覗きだけど。
今まさにあの建造物の台所ではプレセアさんと思しき人、フェイト=サン、犬耳、猫耳の4人がご飯を食べ終えたようだ。そろそろ向かってもいいタイミングか。飯の途中の宗教勧誘とかマジウゼェから食事中は行かないのが俺のジャスティスだ。



・・・ん?待てよ?猫耳?





・・・・・・誰や君はーーー!?!?
(※光龍は原作をよく知らないのでリニスの存在を覚えてません)


待て待て待て落ち着けKOOLになれれれれ冷静になるんだ光龍・・・こんなでかい龍がいるんだからバタフライエフェクトで何かしら原作勢の事情が変わっている可能性だってゼロじゃない。あの猫耳さんはきっと別行動中だった仲間か誰かだ。先ずは音声を拾って情報収集するんだ・・・話はそれからだ!

「って、あれ?そもそもコンバティール一家(※まだ言うか!)は現在家庭崩壊状態だったはずでは・・・?」




〜時の庭園、キッチン〜

「まったく貴方達家族には呆れて物も言えません!まさか私が居なくなってから今の今まで一切自炊をせずにインスタントやレトルト食品ばかり食べていたとは・・・!!自分たちの身体が今どんな状態にあるか考えたことあるんですか!?」
「えっと・・・ジュエルシード集めに忙しくてつい・・・」
「私は今更健康に気を遣うような身体じゃないし・・・」
「料理できないからドッグフードで済ませていたら・・・」
「言い訳しない!!」
「「「は、はいぃ!!」」」

リニスはプリプリと怒りながらも手早く食器類を片づけていく。見た目だけ見れば子供たちを叱るお姉さんに見えるのだが、怒られてるメンツに約一名世話を焼く側の筈の人間が混ざっているだけに始末が悪い。

プレシアの気まぐれで無理やり蘇生させられたリニスは、無限力の奔流の中である程度テスタロッサ一家の様子を知っていた。だがそれは端から端まですべて把握していた訳ではく、あくまで彼女たちの本質的な部分を感覚で理解していたに過ぎない。例えばそう、彼女たちの食生活とかは全く知らなかった。だからこそリニスは彼女たちの悲惨とさえ言える食生活に激怒した。

まずはフェイト。育ちざかりの身体に栄養の偏った高カロリー食ばかりというのは当然ながら健康に悪い。今時は栄養バランスやカロリーを考慮されたお手軽食品もあるが、それでも塩分を取りすぎたり食物繊維や鉄分などが不足したりと健康にいいとは言えないのだ。
次にプレシア。病人だから余り食事を多く取れないのは仕方がない。だがこの女、バランス栄養食品を1日2食というフェイト以上にひどい食事を行っていたのだ。しかも研究に夢中になったらその食事さえも消えてなくなっていたという。食事が1日3食を理想とするのは医学的
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