第一部
誓う言葉
再会。2
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ースなのか・・・?」
ミィル『リノ・・・泣かないで・・・!!』
この部屋にいないはずのミィルの声が聞こえたかと思うと、
誰よりも耳が良いレオンがハンコックたちの横を通って泣いているあたしの元へと来ると
あたしの目から溢れる涙を拭って、ミィルが前に立って威嚇した
ミィル『リノを傷つけないで!!』
ハンコック「ミィル!これは違うんじゃ!」
ミィル『ハンコックもハンコックだよ!!
・・・リノはずっと、泣いてた・・・ずっとずっと一人で・・・泣いてたんだよ!?』
ハンコック「!?」
ミィル『お願いだからリノに無理強いさせないであげてよ・・・!!』
・・・そっか、ミィルには気付かれてたんだ・・・
あたしが泣いていた時、廊下には誰かがいるんじゃないかな?って思った時もあったけど
・・・そうだったんだ、ミィルだったんだ・・・
ルフィ「・・・お互いが好きなら尚更だろ!?」
リノ「うるさいッ!!・・・誰が何と言おうと・・・あたしは絶対に、戦争には参加しない。
・・・誰が何・・・言おうと・・・七武海の称号を剥奪されようと殺されようと・・・この命有る限り・・・
・・・白髭海賊団二番隊隊長、ポートガス・D・エースには絶対・・・会わない」
二人「!!」
・・・エースが死ぬのは嫌・・・
でもあたしにはどうする事も出来ない
七武海っていう称号があっただけでもあたしには何も出来ない・・・
リノ「分かったら出てって」
ルフィ「・・・ッおい!!なんだよそれ?!」
ハンコック「ルフィ・・・!!」
ルフィ「お前とエースの間に何があったのかは知らねーけどただ逃げてるだけじゃねーかよ!!
何で自分の気持ちに素直にならねェーんだよ!?」
リノ「追い出せ」
ミィル『分かった』
ルフィ「それって可笑しいじゃねーかよ!!オイ!!」
ミィルに閉め出されたとしてもドアの外で聞こえるのは、
あの蛆虫の怒号だけ。
そうだよこれで良かった・・・これで良かったの・・・
リノ「っ・・・」
これで良かったんだよあたし・・・?
なのにどうして・・・泣いてるの?
ミィル『・・・リノ・・・』
レオン『・・・』
この戦争に出ない事でエースと会わずに済むし、公開処刑も見なくて済む・・・
・・・なのにどうして、泣いてるの?
『プルプルプル〜プルプルプル〜』
シーンと静まり返った部屋にでんでん虫の音だけが鳴り響く
ミィル『電話だけど・・・どうす
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