第4章 悪魔の計画編
第49話 火竜VS雷神
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、マヤの動物も、ハッピーも、俺たちの大切な仲間だっ!!!」
フ「動物は俺たちに勇気や希望を与えてくれる優しい仲間だっ!!」
チ「動物と人間は違う生物だ。一緒にされちゃあ人間がすたる。」
ブチッ!!ブチッ!!とまた私の中で何かが切れた。そして、私は駆け出し、気づいた時にはチンクの顔を思いっきり殴っていた。チンクは反動で反対の壁まで吹っ飛ぶ。これにはナツもハッピーもフレイも唖然としている。
チ「お前、よくも・・・」
口から少しだけ血を流し、痛そうに頬を押さえながら立ち上がるチンクに私は怒りに染まった目で睨みつけ、チンクに指を突きつけて、
マ「ここまで、動物の悪口を言った人は初めてだよ。ショールの仲間だろうが何だろうが、操られているが何だろうが、私は絶対、あんたを許さないっ!!!」
私の声が、殺風景の部屋に響き渡った。
フ「マヤ・・・」
私はこれ以上動物たちに怪我を負わせたくないから素手で戦う事にした。
ナ「お前、素手で戦えんのか?」
マ「小さいころ鳳凰に教わったんだ。今もユモに時々教わってるしね。」
ユモは格闘技の名手って呼ばれてるからね。さて、チンクはどんな魔法かな?
ナ「火竜の・・・咆哮ッ!!」
ナツの口から勢いよく炎が吹き出る。チンクはそれを待っていたかのように、
チ「雷神の・・・怒号ッ!!」
えぇ〜!!な、何あれ〜!!?口から黒い雷ッ!?
ハ「ナツ!あれ、ザンクロウと一緒だよっ!!」
ん?ザンクロウ?
フ「この世界には滅竜魔道士(ドラゴンスレイヤー)にお他に、滅神魔道士(ゴットスレイヤー)って呼ばれる魔道士がいるんだ。滅神魔道士の魔法は炎でも雷でも風でも、黒い色をしているんだ。」
フレイが横で説明してくれた。じゃあ、チンクは滅神魔道士っていう事?
チ「神殺しの魔法、滅神魔法の雷はちょっと触れただけでも肉は焼け、骨は溶ける。」
ひぃ〜!!そんな魔法初めて聞いたよ〜!!
チ「今度はそっちの女だっ!!さっきの拳のお返しだっ!!雷神の・・・怒号ッ!!」
ナ「しまった!!マヤ、避けろぉ〜〜〜っ!!」
マ「え?」
私はその場に呆然と立ちすくんだままでかわす事が出来なかった。硬く目を閉じたその時、
フ「ファイアメイク、炎の渦ッ!!(ファイアトルネード)」
フレイが私の前に飛び出して、チンクの攻撃から私を防いでくれた。
フ「マヤ、大丈夫?」
マ「う、うん。ありがとう。」
ナ「・・・・・」
ナツがムスっとした表情でこっちを見ていた事には私は気づかなかった。
チ「はずしたか。ならばもういっちょっ!!雷神の・・・怒号ッ!!」
黒い雷はナツ目掛けて一直線・・・って、ちょっとナツ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ