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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第4章 悪魔の計画編
第48話 2人のリョウ
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ストはナツからグレイに変身し、俺たちの攻撃を防いだ。

ジ「残念でした〜♪アイスメイク、床ッ!!(フロア)」

リョ「どわっ!」

ジェ「ぎょへっ!!」

グレイ・・・じゃなくてジストは床を凍らせ、俺とジェミニリョウはすってんころりん。その間にグ・・・じゃなくて、ジストは、

ル「キャアッ!!」

リョ&ジェ「ルーシィッ!!!」

ルーシィを氷漬けにしちまった。

リョ「おいっ!ルーシィを氷から出せっ!!」

ジェ「そうだそうだっ!!」

ジ「俺に勝てたらいいよ。」

チビのくせに〜・・・生意気なっ!!

ジ「コピー魔法、換装!黒羽の鎧ッ!!」

またボワァァァン!と煙が出て、グ・・・いや、ジストがグレイからエルザに姿を変え、エルザに姿を変えたジストは黒羽の鎧に換装する。

ジ「ハァァァァァァァァァァッ!!!」

リョ&ジェ「グワァァァァァァァァァァッ!!!」

コピーでも、エルザは強い・・・でも、ここで負けるわけにはいかねぇんだっ!!俺とジェミニリョウはよろよろと立ち上がる。

ジ「まだ戦うのか?雑魚にしては粘る者だな。そんなにこの女を助けたいのか?」

ブチッ!!さっき裂け目が入った俺の堪忍袋の尾が切れた。今の言葉には今まででめちゃくちゃ腹が立ったっ!!

リョ「誰にでも守りたいものが1つや2つは必ずあるっ!!」

ジェ「ルーシィは僕たちを助けてくれた!僕たちの大切な所有者(オーナー)なんだっ!!」

ジェミニも・・・やっぱり、ルーシィは優しいんだな。

ジ「俺にはそんなものはない。」

リョ「じゃあ、なんでお前は自分の街を破壊してるんだよ?」

ジ「自分の街だと?俺はアン様の指示で街を破壊してるだけだ。」

リョ「いくら操られてても、それは酷すぎる・・・お前は、自分の大切なものが消えてもいいのかよっ!!?」

ジ「大切なものが・・・消える?俺にはそんなものはないっ!!」

リョ「お前がそうだとしても、お前の家族や仲間は大切なものがあるんだっ!!!」

ジ「!!!」

ジェ「リョウ!!」

リョ「おぅ!!」

俺とジェミニリョウは最大パワーで、

リョ&ジェ「2剣流、星志希切ッ!!」

星のような光り輝く光に、希望に満ちた光を纏った聖剣を振りかざすと同時に、辺りが光に包まれた。光が消えると、ジストの姿はどこにもなかった。

リョ「そうだ!ルーシィはっ!!?」

ル「リョウ〜!ジェミニ〜!」

ルーシィが笑顔でこっちに手を振っている。よかったぁ〜。

ル「ジェミニ、お疲れ様。ゆっくり休んでね。」

ジェ「ピーリ、ピーリ♪」

元の姿に戻ったジェミニはなぜか踊っている。

ル「ジェミニ閉門!」


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