第4章 悪魔の計画編
第47話 恐怖のアリ地獄
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を1発食らわせた。岩は粉々に崩れた。
フォ「う、嘘でしょっ!!?」
フォアンはまた光の射していない黒い瞳を丸くする。ちなみに、嘘じゃなくて現実です。
グ「す、すっげぇ〜。」
ちょろいちょろい。
ユ「こんなの朝飯前だよ。」
私はさっきフォアンが言った事をそっくりそのまま返してやった。さっきのお返しだよ。それに少し腹が立ったのか、
フォ「これはどうかしらっ!!アースメイク、泥爆弾ッ!!(マッドボム)」
無数の泥団子が飛んでくる。これも、
ユ「てぇい!!やぁ!!」
ただの蹴りとただの拳一撃で泥が地面に落ちて爆発する。
フォ「なななななならばっ!!アースメイク、泥人形ッ!!(マッドドール)」
地面漏り上がり、泥の人型人形が現れた。汚いなぁ。泥まみれ人形は私に突進してくる。
ユ「汚い体で近づくなぁぁぁぁぁっ!!」
回し蹴り、とび蹴り、最後に背負い投げで泥の人型人形はノックアウト!!さて、準備運動も済んだところで、フォアンと勝負だね。
グ「い、今のが準備運動なのかっ!?」
ユ「そうだけど、なんでそんなに驚くの?」
グ「い、いや、すっげぇ〜なぁ〜って思って。」
ユ「ありがとう。」
でもグレイ、格闘で私が本気になった事は一度もないからね。今のもまだ100分の1の力も出していないよ。そんな事より、街やショールのためにも、フォアンを助けないとっ!
ユ「アイスメイク、剣ッ!!(ソード)」
フォ「こっちだって!!アースメイク、剣ッ!!」
氷の剣と土の剣がぶつかり合う。
ユ「なんでフォアンは、自分の街を破壊するの?」
フォ「なんの事かしら?私はアン様の命令に従って、シラカバの街を崩壊させてるだけよ。」
グ「お前、それでいいのかよ。」
フォ「はぁ?」
グ「自分の手で、大切なものを悲しませていいのかよって聞いてんだよっ!!」
フォ「大切な・・・もの?」
大切なものを失った悲しくて辛い気持ちは、私とグレイにはよくわかる。実際に体験しているからね・・・
ユ「もう終わりにしようよ。こんなのくだらないよ。」
フォ「!!!」
私はグレイと並んで、止めの一撃ッ!!
グ&ユ「氷雪砲ッ!!(アイス・キャノン)」
辺りが光に包まれると、そこにはフォアンの姿はどこにもなかった。
グ「なぁ、お前って・・・」
ユ「小さい頃から格闘技を習得しててね。いつの間にか格闘技の名手って呼ばれてたの。」
つまり、私の異名(?)なんだ。いったい誰が考えたんだろう?まぁいっか。それより、
ユ「助けてくれてありがとうね。グレイ。」
グ「え、あ、あぁ/////////////お前こそ、ありがとな///
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