第4章 悪魔の計画編
第47話 恐怖のアリ地獄
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
フォアンはずっと私とグレイをバカにすしているような瞳で見下ろしていた。
フォ「さて、雑魚と戦うのは嫌いだけど、街を破壊するためなら仕方ないわね。」
グ「いちいち雑魚雑魚、うるせぇんだよ。」
ユ「グレイ服!」
グ「ぬぉあっ!いつの間にぃっ!!?」
それはおいといて、ギルドバカにする人は私が許さないっ!!
ユ「アイスメイク、柱ッ!!(タワー)」
フォ「こんなの朝飯前よ。」
地面から出て来る氷の柱をステップだけで華麗にかわされる。そのフォアンの背後で、
グ「アイスメイク、大鎌ッ!!(デスサイズ)」
グレイが攻撃を仕掛ける。やっぱり、グレイは強い!!後、かっこいい///////////////
フォ「アースメイク、壁ッ!!(ウォール)」
すると、フォアンとグレイの間から土が火山の噴火のように漏り上がり、グレイの攻撃を土の壁で防いだ。
グ「お前も造形魔道士か?」
フォ「その通り。私は静の土の造形魔道士よ。」
へぇ〜、面白い造形魔法だね。
フォ「今度はこっちから行くよ!アースメイク、アリ地獄ッ!!」
次の瞬間、
グ「どわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ユ「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
地面に吸い込まれたぁっ!!?
グ「どうなってんだよっ!!?」
ユ「何で私に聞くのぉっ!!?」
私が知ってるわけないじゃんっ!てゆうか、這い上がろうとしても逆にどんどん吸い込まれてってる!!なんなのこれぇ〜!!?
フォ「どぉ?アリ地獄に飲み込まれる感覚は?」
見上げると、上からフォアンが不敵な笑みと、光が射していない黒い瞳で私とグレイを見下ろしていた。
グ「てめぇ!何しやがるっ!!」
フォ「ストップストップッ!!」
フォアンはもがこうとするグレイを止める。
フォ「それ以上動かないほうがいいわよ。私のアリ地獄は、動く度に吸い込む速度が速くなるからね。」
ア、アリ地獄ゥッ!!?お、恐ろしい・・・こんな恐ろしいものまで造形しちゃうの・・・?
ユ「す、吸い込まれたら、どうなるの・・・?」
私は恐る恐る聞いてみた。
フォ「う〜ん、肉が腐って、骨だけになるんじゃないかしら。」
ものすごく残酷な事をさらりと言うフォアン。そんなフォアンの顔はどこか楽しそうに見えたのは私だけかな・・・?これにはさすがのグレイも冷や汗が額から頬へと流れ落ちる。どうにかして、ここから這い上がらないと・・・!すでに私とグレイの体は太股の辺りまで吸い込まれていた。私は両手を構えて冷気をためると、
ユ「アイスメイク、針ッ!!(スピア)」
鋭い針型の氷が流星群のように降り注いできてアリ地獄に突き刺さるけど、全てアリ地獄に
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ