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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第4章 悪魔の計画編
第46話 勇気を持てっ!!
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気がつくと、俺とエルザはアンに操られているジャックと見つめ合っていた。ジャックの鮮やかな緑色の瞳には光が射していなかった。

ショ「ジャック・・・」

するとジャックの右手に淡い緑色の光が集まり、いきなり俺に攻撃してきた。その反動で俺は壁に体全身をぶつける。い、威力が、強すぎる・・・

エ「ショール、大丈夫か?」

エルザが駆けつけてきた。

ショ「あ、あぁ、なんとかな。」

俺はエルザに支えてもらいながらゆっくり立ち上がる。

ジャ「その程度か。さすが雑魚だな。」

エ「貴様・・・!」

操られていても、雑魚は酷すぎる・・・!本当は嫌だけど・・・やるしかないっ!!

ショ「トリックルーム!!」

ジャ「へぇ、お前も手品魔法(トリック)が使えるのか。」

ショ「!!お前もって・・・この魔法を教えてくれたのはジャック!!お前じゃねぇかっ!!」

ジャ「はぁ?俺が雑魚に自身の魔法を教えただと?笑わせるな。」

な、何で・・・

エ「どうやらアンの操り(パペット)は、体だけでなく、記憶も操ることが可能みたいだな。」

そんな・・・俺は頭の中が雪のように真っ白になった。絶望だ・・・

ショ「俺・・・みんなや、街を、助けれるかな・・・?」

いつの間にか俺は弱音を吐いていた。するとエルザが俺の肩にそっと手を置き、

エ「バカを言うな。お前はあいつに助けてもらったんだろ?ならば、今度はお前が、ジャックたちを助ける番だ。弱音を吐いたら何もかもできなくなってしまう。私も力を貸す。勇気を持て。」

勇気・・・そうだ。弱音を吐いてどうすんだよ俺!!また、エルザに救われたな・・・

ショ「ありがとう・・・エルザ。」

ジャ「いつまでいちゃいちゃしてるんだよ。くだらねぇな。」

みんなのためにも、街のためにも、ギルドのためにも、エルザのためにも、俺自身のためにもっ!絶対に救ってみせるっ!!!

ショ「マジックハンド!!」

ジャ「一時停止!」

俺の攻撃が止められる。

ジャ「念力!!」

ショ「ぐっ・・・!」

頭に激しい痛みが襲う。強さは昔から変わっていないな・・・

ジャ「フレイム!」

空中に炎が繰り出し、俺に向かって投げつける。よけようとしても、念力の力で体が動かない。俺はぎゅっと目を閉じた。

エ「換装!炎帝の鎧ッ!!」

エルザが俺の前に立ち塞がり、炎帝の鎧で炎を防いでくれた。

エ「言っただろ。私も力を貸すと。」

・・・俺って、情けないな・・・好きな女の子に守ってもらうなんて。

ジャ「はずしたか。なら、サンダー!」

空中に真っ黒な雲が現れ、一筋の稲妻が放たれる。

エ「換装!雷帝の鎧ッ!!」

素早く換装し
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