第17話『お宅訪問プレシアとフェイトとアリシアと』
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「そんな嘘で騙されないわ。本当は何をしたの?」
私がそう聞くと
「嘘じゃないんだけどな〜
それじゃもう一度そのデバイスで魔法を使ってみてよ
ボクがハッキングして使えなくしてるから」
彼女がそう言ってきたので
私はもう一度魔法を放とうと杖に魔力を流し込んだのだけれど
「魔法が発動しない!?」
魔法を使うことが出来なかったわ
「これで信じてもらえたかな?」
彼女がそう言ってきたので
「わかったわ…貴方の言葉を…ゴホッゴホッ……」
『信じましょう』そう言う前に私は咳き込み吐血した
「大丈夫ですか?」
すると彼女がそう言って近づいてきた
「はぁ…はぁ…大丈夫よ……少し体の調子が悪いだけだから…」
私がそう言うと
「じぁ治してあげますよ」
そう言って彼女は私の背中に手を置いたわ
「無理よ…私の病気はもう誰にも治せないほど悪化しているのだから…」
私がそう言ったら
「大丈夫ですよ。ボクは死者さえも甦らせれるからね」
私にとって物凄く重大な事を平然と言ってのけた
私はすぐさま彼女の方を振り返り
「ホント!?ホントに死者を甦らせれるの!?」
そう問いただした
すると
「出来ますよ。でもプレシアさんの治療が先です」
彼女はそう言って私の背中に手をやると何か魔法を唱えたわ
すると私の体を淡い光が包み込み一瞬で体の疲れや痛みが吹き飛んで
一切体に異常の無い昔のような健康体になった
「え!? 今のは何なの!?」
私が驚いてそう聞くと
「ボクのレアスキルの一つですよ」
彼女はそう答えたわ
私はとりあえず
「私の病気を治してくれてありがとう
それで1つお願いがあるのだけど……」
私がそう言うと
「誰か甦らせて欲しい人でもいるのかな?」
彼女は笑顔ですぐに核心を突いてきた
「えぇ…ついて来てくれるかしら?」
私はそう言って立ち上がり
アリシアの所まで彼女を連れて行ったわ
そして
「この子が甦らせて欲しい…私のたった1人の大切な娘……」
私がそう言うと
「あれ?フェイトもいるから2人なんじゃ?」
彼女はそう聞いてきたので
私はフェイトについて彼女に話したわ…
すると
「人造魔導師ですか〜ボクも今度造ってみようかな?」
私の予想の斜め上を行く解答に唖然としていると
「まぁ造っちゃったからにはフェイトも貴方の娘ですよ
だからフェイトはアリシアちゃんの妹になりますね」
彼女がそう言った……
すると私の頭にアリシアがまだ生きていた頃
5才の誕生日に『何が欲しい?』と聞いた時に
『
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