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なのは一途のはずがどうしてこうなった?
第三十九章 それぞれの働きと事件解決へ
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たっぷりするの約束があったなー。

「さっさと出て別働隊の加勢に行くかー」
「必要あらへんよ。ティアナ達は上手くやってたし。もしかしたら救護に向かってきてるかもしれへん。行き違いになるかもな」

脱出口に乗り込もうとした時、重低音が聞こえた。

「あれー? ここであってるよね? ティア」
「よく見なさい、椅子の後ろに隠れてるわよ」

バイクでティアナとスバルが現れた。

「タイミングばっちりやな。よし、さっさと脱出するでー」
「えー、私達の活躍は?」
「転がってる戦闘機人の娘を運びだしや」
「そんなー」

脱出口はバイクでも通れるほどの大きさだった。その為、新人達を先に行かせて安全を確認した後に、はやて含む俺達は脱出した。



後日談というか、今回の事件の詳細。
聖王のゆりかご本体に侵入するグループの働きは今後、参考にするようにとされた。
突入、侵入、駆動炉破壊や、人質救出のスピード解決は後に参考資料として扱われる様になった。
突入からどれだけ高速で目的地に辿り着くかがどれだけ有利に働くか、戦略、戦術を教える教導官の研究資料となった。

地上部隊と連携して戦闘機人に相対するグループ。
ティアナが新人の現場指揮官として才気を見せた。
スバル、ギンガ姉妹の近接戦を敵対する遠距離系の戦闘機人にぶつける。
また、コンビネーションの練度の高いスバル達は近接戦でも活躍。
ティアナは幻術で上手く相手の注意を逸らして各個撃破戦法を確立させたのだ。
エリオ、キャロは召喚士で少女のルーテシア・アルビーノという名の娘を実力でねじ伏せて逮捕。
エリオに懐いているらしい。
キャロのライバルになりそうだ。
フェイトはフェイトでジェイル・スカリエッティ隠れ家へ侵入して脱いて大暴れして、ヌンチャク娘のシスターシャッハと全員逮捕。
地味にヴェロッサ・アコースは活躍していた。アコースは役得と言っていたので、女性の頭の中でも覗いたのだろう。
ちなみに、ジェイル・スカリエッティの魔法はミッドチルダ式でも、ベルカ式でもない術式だったらしい。

大量のガジェットに相対するグループ。
はやて無双とシグナム無双。
シグナムに関しては、ゼストが『巨乳で成熟した女性相手では力が半減する』などと狂言を聞いたので叩き斬ったらしい。潜伏していた戦闘機人の娘に対してもゼストは苦戦したのが幸いしたのか、レジアス・ゲイズは九死に一生を得たらしく入院中。
意識を取り戻してすぐに引責辞任した。
最後までゼストは己を突き通したといえるロリコン野郎的に。
最高評議会の面々が暗殺された事で少し管理局が混乱したが、正体のつかめなかった最高評議会の面々に変わり、管理局の最高評議会の面子は伝説の三提督になった。
はやてが、何か忙しそうに働いていた
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