第20話 魔人達は思惑に嵌ってしまうようです
[4/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
わ、わしだ、マクギルだ!!うむ、反逆者だ!!
『紅き翼』、奴等は帝国のスパイだった!!…ああ、確かだ、殺されかけたっ!
今も命を狙われている。は、早く救援を頼む!軍にも、連絡をッ!!」
チッ!やられたぜ!!
「おぉぉぉおおおッッ!!!」
「君達は、少しやり過ぎだ…。退場して貰おう!!」
ドッガァァァァァァ!!!
奴の石の棘柱で、建物が崩壊する。
「クソッ?!ナギ、一旦退却だ!!」
「チィィィィ!!」
ザブン!
詠春の叫びに全員が反応し、下の海に皆飛びこんだ。
「英雄呼ばわりが、一夜にして反逆者、か…。」
「ヌッフッフ、良いじゃねぇか詠春。人生、波乱万丈じゃねェとな♪」
「タカミチ君達は、脱出できたかな……。」
「愁磨が居るから大丈夫だろ。…それより、エルザ達がやべぇな……。」
『ナギ、聞こえますか?』
いいタイミングで、アルから通信が入った。
これは愁磨の特製で、絶対に感知され無いなんちゃら。。。って言ってた。
「アルか!!皆無事か?!」
『ええ。今拾いに行きますので、少々お待ち下さい。』
アルが言った瞬間、何かが俺らの下から上がって来た。
「うお?!なんだ、これ!潜水艦か?」
『愁磨が貸してくれた飛行艇です。・・・何でも、マッハ70で飛べるとか・・・。』
「良く分かんねぇけど、姫様達の所まで直ぐって事だろ?」
『ジャック、貴方は本当に残念な頭ですね・・・。でも、その通りですよ。』
なら、グズグズしてらんねぇだろ!!
「アル!!場所は分かってるのか?!」
『ええ。会談の場所に、そのまま閉じ込められています。』
「アル、愁磨はどうしたんだ?居ない様だが?」
『ああ、もう先に行っていますよ。』
「「「「ハァァァァアア?!」」」」
Side out
Side 愁磨
アリカ達が出発してから16時間。もう『夜の迷宮』に着いて、話し合いしてる―――
「愁磨。どうしたのですか・・・?」
「お前は本当に、地の文を邪魔する奴だな…。」
「フフ・・、それは申し訳ありません・・・。」
全くこいつは本当に意地がわr―――
「愁磨、アル!!大変じゃぞ!!」
「おまえもか、ゼクトォォォォ!!!」
「な、何をいきなり?!ではのうて!!
奴らの幹部がマクギル議員を殺して、入れ代わっていたのじゃ!!直ぐに逃げるのじゃ!」
ああ、そういや―――ッッ!!しまった!!
「アル、ゼクト!!!俺の飛行艇貸すから、タカミチとクルトを連れてあいつ等迎えに行け!
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ