第20話 魔人達は思惑に嵌ってしまうようです
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で、誰が行く?」
考えてる暇もねぇな・・・・・。って、そうか!この後フェイトが出て来るんだったな。
「そうですね・・。ナギ、ガトウ、ジャックで良いでしょう。」
「待て、アル。詠春、悪いがナギ達と一緒に行ってくれ。」
「別に構わないが…。なんでだ、愁磨?」
敵さん出て来るから保険、とは言えないしな・・・。
「…いや、何となく嫌な予感がするだけだ。」
「お前の勘は当たるからな…。分かった、俺も行こう。」
詠春増えた分、あっちも増えそうなんだがな・・・。
Side out
Side ナギ
次の日、俺らはマクギル議員の所に行った。けど―――――
「法務官は……、来られぬ事となった。」
こいつ・・・・・・?
「………ハ……?。」
ガトウが、疑問の声を上げる。
「あれから少し考えたのだが、折角の勝ち戦。態々水を差す事も無いだろう、と思ってね……。」
「ハ、ハァ…。」
「いや、私の意見では無いのだ。そう考える者も多く、時期が悪い。
無念だろうが、君達も手を引いて「待ちな。」…?」
「あんた、やっぱりマクギル議員じゃねぇな。何もんだ?!」
ボォォォォン!!!
「ゴゥア?!」
俺が無詠唱でぶっ放した『紅き焔』が、マクギル(?)の頭に直撃する。
「ナギ?!おま、いきなり何を?!」
「愁磨が言ってたんだよ。『ちょっとでも怪しいと思ったら躊躇うな』って。」
「え、ハァ?!あいつお前に何を吹き込んで―――」
「…良く分かったね、千の呪文の男。君に見破られるとは…。改良が必要だね。」
議員の居た所に、白髪の男が無傷で立って居やがる。
「ケッ、愁磨の言った通りにしたら案の定、ってだけだぜ!!
あと、俺の勘だ!!」
「やれやれ、あの『皆殺し』が、何故そちらに付いているかも疑問だよ……。」
「んなこたぁどうでも良いんだよ!!
本物の議員はどうした?!」
「ああ。マクギル元老議員なら、既にメガロ湾の底だよ。」
「てっめぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
俺は白髪に殴りかかりに行くが―――
フォッ ヒュッ ザンッ
「くらえ」「通しませんよ」「あばよ」
ド ン ! ! ! ! !
何処からともなく三人の男が出て来て、
炎と水と雷が俺を襲う。
「ナギ!!大丈夫か?!」
「チッ!気をつけろ、奴ら強ぇぞ!!」
「ハッハ!!だけど、生身のガチ勝負だ!!頭使わねぇで済む分、万倍、戦いやっすいぜ!!」
「フッ、本当は『皆殺し』に来て欲しかったけれどね……。
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