第17話 物語は大きく変わるようです
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旧世界じゃ、強力な科学爆弾……核って言うんだが、
それが開発されてて、こんな大戦はもう起こらねえ。」
「始めたが最後、核爆弾で全滅だからな。」
「ああ。だが、この戦はいつ終わる?帝国を滅ぼすまでか?!
この世界にゃ核以上の破壊力を持つ大魔法もある。
こんな戦やってても意味はねぇのに!!これじゃ―――」
「――これじゃまるで、誰かがこの世界を滅ぼそうとしているかのようだ―――ですか?」
「……その可能性は、考えてても良いかもしれないぞ。
俺と少年探偵団の成果が出た。」
「ガトウ。やっと来たか。」
「やはり奴等は、帝国・連合双方の中枢にまで入り込んでいる。
奴らの名は……秘密結社『完全なる世界』だ。」
「で?それを言う為に態々俺達を首都まで呼んだ訳じゃないだろ?」
「察しが良いな、愁磨。会って欲しい協力者が居るんだ。」
あー、そうか。此処でアリカ姫が出て来るんだったな。
「協力者?」
「そうだ、ナギ・スプリングフィールド。」
「マクギル元老議員!あんたが?!」
「いや、ワシちゃう。主賓はあちらの方々。」
そう。この時の俺は油断していた。
俺の少ない知識の中の、原作通りに進んでいた事で。
「ウェスペルタティア王国第二王女、
アリカ・アナルキア・エンテオフュシア王女と――――」
『この世界で俺が起こした行動の結果は、未来へ行くにつれ大きくなる。』
数百年前に歴史に介入していたのだ。今まで大きな変化が無い方がおかしかったのだ。
「第一王女、エルザ・ファミリア・エル・プレミロディオル王女。」
そして、大きな変化はいずれ、さらに大きな変化を呼ぶ。
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