第17話 物語は大きく変わるようです
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「……え?じょ、情報その5アーカード……
特徴……『伝説』『嫁と子をこの上なく愛している』………。」
トン―――――――――――――
「そう、その通りだ傭兵。あとはリルも愛していると足しておけ。
ああ、だが安心していいぞ。
今回の被害は、俺の可愛い可愛いアリアの服が汚れただけだ………。」
「あ、アハハハ……。じゃ、じゃあ俺はこのh「ガシィィ!!!」」
「よって、『炎焼き2万回』で許してやる。」
「――――――――え?」
「『形態変化:モード≪炎の大佐≫形態付加:≪Alucard≫』!」
大佐の軍服の青が黒くなり、それ以外が紅くなる。
「さぁ、お前の罪を数えろ――――!!!!!」(パパパパパパパパパチン!!!!
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
ドガンドガンチュドムッ!ボッゴォォォォン!!!ドゴンドゴン!!
―――この後20時間に渡り続いた爆発で、辺りがクレーターだらけになったのは余談だ。
この後も幾度となく俺達に戦いを挑んで来たラカンだが、
俺が追っかけると全速力で逃げる様になってしまった。
これラカン『紅き翼』入らねえんじゃ――と思った時期もありましたが、男は拳で語り合う生き物。
ナギとの戦闘を重ね、何時の間にか『紅き翼』に入っていた。
俺達がアホな事をやっている内に、帝国が実戦では初となる大規模転移魔法を使い、
グレート=ブリッジを落した。
それによりジジイ共が無駄に重い腰を上げ、遂に俺達が出された。
「と、言う訳で、此処がグレート=ブリッジです。」
「何言ってんだ愁磨。」
「事後報告。まぁ、気にすんじゃねえよ。」
「そうかよ。んじゃ、行くぜ!!」
「味方に当てるなよ〜〜!!」
ドン!!とナギが突入して行ったのを確認し、
「……アル。」
隣に居たアルに話しかける。
「・・何でしょう?」
「ナギに伝えるのは、お前の仕事だぞ。」
「・・・ええ、分かっていますよ・・・・。」
「そうか。なら、今は行くぞ!!」
「ええ、そうですね!!」
それだけ確認し合うと、俺とアルも飛び出す。
「『ノワール。暫くは外界視聴遮断するぞ?』」
「『了解。時間差設定するの忘れないでね。頑張って。』」
「『・・・パパ、がんばってね。』」
「『いよっしゃ!!任せろ!!』」
「『じゃあね。晩御飯には帰って来るのよ。)」
「『楽勝。行ってきます。二人とも愛してる!!』」
―――プツンと回線を切る。
も
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