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少年は魔人になるようです
第17話 物語は大きく変わるようです
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の剣を斬り、そのまま戦闘になる。


「うお?!あんたマジつえぇな!チョイまたね?!」

「ふざけるな!!本気で戦え!!!」

「そースか。だが、あんたらの事は調査済みだぜ?」(ポイポイ!


ボウン!とダッチワイフが四体(一体ロリ)が出て来る。


「情報その一、生真面目剣士はお色気に弱い。」


詠春が一瞬怯むが―――


「舐めるな傭兵!!!!!」
ドガァァァ!!!

「うお?!な、何で効かねえんだ!!?」


詠春は構わず攻撃する。だって―――――


「俺が好きなのは、黒髪の大和撫子だけだあああああああああああ!!!!!」

「え、詠春?どうしたの・・・・貴方ですか、愁磨。」

「調教済みでっす☆」


元々黒髪好きだった詠春と一晩語り明かした結果、

それにしか反応しなくなったのだ!!後悔はしていない。自重もしなかった。


「心残りなのは、お姉様好きに出来なかった事だ……。」

「詠春・・・・。あの頃の貴方はもう居ないのですね。」


ただし――――


「ハッ!!あらゆるジャンル揃えといて良かったぜ!!」(ポイ!


出て来たのは―――
    
黒髪のちょっとだけ着物がはだけた日本美人ダッチワイフ。

分かってやがる……!!!ナイスだラカン!!!!


「ブハァッァァァァァァァアアッァァァァァッァ!!」


見た瞬間、吐血して倒れる詠春。

そう。これだけには、異常に反応するようになってしまったのだ。


「ああ、詠春。貴方は貴方のままなのですね・・・・・・。」


納得した様で何よりだ。


――クイ・・・・クイ・・・・・・


と、遠慮がちに俺の裾が引かれる。

これをやるのはアリアだけなのだが(偶にノワールも)。


「どうした、アリ―――――――――――――――」

「・・・パパ。お洋服よごれちゃった・・・・・。」


アリアの胸に、先程の鍋汁が数滴飛んでいた。


「な、ナギ!!ゼクト!!逃げますよ!!!!!」

「ノワール。今すぐアリアを風呂に入れ、着替えさせるんだ……。

服はお湯につけておくだけでいい……。」

「え、ええ。分かったわ。あ、アリア、行きましょう!!」

「・・・パパ、ごめんなさい・・・・。」

ナデナデ
「アリアは悪くないから大丈夫。パパは怒ってないよ。

さ、ノワールと一緒に行きなさい。」

「うん、わかった・・・・・。」


音も無く、二人は俺の『闇』に入って行く。


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「「うわわわわわーーーーーーーーーーー!!!!」」

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