第17話 物語は大きく変わるようです
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か!?」
「違う?!それにナギ、お前は日本に来た時寿司食ったろ。」
「という事は、ナギは醤油無しで寿司を食ったのか。通だな!」
「バカだから忘れてるだけだ。」
「バカって言うんじゃねえ!それにしてもこの旨さ、姫子ちゃんにも食わしてやりたいくらいだな。」
「姫子ちゃんて誰の事かしら?」
「姫子ちゃ…?ああ、オスティアの姫御子の事じゃな。」
「・・・ハイ、リル。あ〜ん。」
「クピ!」(モギュモギュ
「・・・おいしい?」
「キュルィ〜」(コックリ
「・・・そう。」
アリアは自分の膝に乗っているリルに肉をあげ、僅かに笑う。
あぁぁあ、かわええなぁ、どっちも。
「シュウも少しは参加しなさい。子煩悩なんだから。」
「…何だノワール。子供に嫉妬してんのか?相変わらず可愛いな〜。」
「べ、別に嫉妬なんてしてないわよ!?」
「そこ。無駄にイチャつかないでください。
・・・まぁ・・戦が終われば、彼女を自由にする機会も掴めるやも・・です。」
「その戦だが…やはりどうも不自然に思えてならん。」
「何がだ?」
「「「「(この鳥頭が・・・。)」」」」
「何もかもだよ、お前が言いだしたんだろうが。それと肉ばっか食うな、鳥頭が。」
と、俺達が喋ってる所に、
ヒュン!!
ドカッ!!!
いきなり大剣が飛んで来て、鍋を弾き飛ばし―――
パシパシパシ ヒョイヒョイヒョイ パシパシパシッ
それを詠春以外が反応し、三人が肉だけを掻っ攫う。
「ノワール、キノコ頼む。俺野菜と豆腐な。」
パパパパパパパパパパパパパパパパパ!!
「相変わらずキノコ嫌いなのね……。」
シャシャシャシャシャシャ!!
と、二人で汁以外を全部取り切る。あーあ、おじや食いたかったのに、勿体無い。
「お食事中失礼〜〜〜〜〜〜ッ!!
俺は放浪の傭兵剣士、ジャック・ラカン!!いっちょやろうぜッ」
崖の上に居るバカマッチョが叫ぶ。
「なんじゃ?あのバカは。」
「帝国のって訳じゃなさそーだな。おい、えいしゅ、むお!!?」
肉を食いながらナギが向くと、そこには鍋を被った詠春。
「フ…フフフフ…フ………食べ物を粗末にする奴は…」
あ。キレたな。
「どぉーしたーーー来ねーのかぁーーーー!!?
来ねーならこっちから
――――――キンッ
いッ…………。」
「斬る。」
「オホッ!?」
ギキン!!! バカァッ!!!
何時の間にか詠春がエプロンを脱ぎ、
一瞬で間合いを詰めジャック
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