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転生者が歩む新たな人生
第12話 魔法学校での日々
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だが。
 2人がネギ兄さんに服を脱がされるとこなんか見たくない。
 もっともネギ兄さん自体オレの関係者に興味はなさそうだったけど。

 魔法学校は休んで(さぼって)すずかとロンドン観光した。
 楽しかったけど、倫敦塔に魔術協会の総本山があるかとか、ロンドンのどこかにダイアゴン横丁があるかとか聞いたり調べたりはしていない。「君子危うきに近寄らず」ってね。 

 誕生日祝いも兼ねて2人は来てくれたみたいだけど、それとは別に忍義姉さんには一番安いダイオラマ魔法球を購入してきてもらった。魔法球の内外の時間差が0の、そこそこの建物があるだけの最低ランクの魔法球だ。お金は符を納入したお金で相殺した。

 何故魔法球が必要なのかというと「魔法使い」にばれないように「リニスが人化するスペース」「修行するスペース」「分身符を使うスペース」「分身を使って符を作るスペース」が欲しかったからだ。
 鶴子さま経由で「分身符」の購入意欲が広まっており、実はかなりの増収が見込めるのだ。

 なにより、日本の食材等もかなり魔法球に入れてきてもらったので、部屋で食事を取る場合、リニスに魔法球内で料理してもらえば、好みに合わないイギリス料理をもう食べずに済むのだ。

 ちなみにリニスは、大魔導師と呼ばれるプレシア・テスタロッサが全盛期に創造したので、大魔導師及び卓越した魔導科学者としてのプレシアの魔法理論や知識、技術、雷属性の変換資質、最大魔力量に加え、アリシア・テスタロッサの良き母であるプレシア・テスタロッサの家庭的、母性的資質まで持つハイスペックな使い魔であり、フェイト・テスタロッサに戦闘技術を教導できる優れた魔導師でもある。オレの使い魔になってからは強化系の念能力者にもなった。日本で符術、メルディアナで図書館から魔法使いの魔法の指南書をオレ経由で借りて学んでいる。多分そのうち神鳴流も使えるようになるんじゃないか? とも思える廃スペックだ。

 なので、料理なんかもすごく上手である。
 豊かな食生活は人生を彩るよね、と言いたい。



 6月には卒業判定試験が行われたが、座学に関しては一般教養((イギリス)語・数学・理科・歴史・地理・外国(ニホン)語)・魔法学共にネギ兄さん・アーニャを抑えトップだった。
 実技については、属性ごとに受けれる試験を、手を抜いて雷属性1つでしか受けなかったため、風・光・雷・火・水の5属性や火・光・風の3属性で試験を受けたネギ兄さんやアーニャに大差をつけられた。ちなみにこの魔法学校の試験は、一つの属性の効果や制御を突き詰めることよりも、複数の属性を使えることを是とするため、アーニャではなくネギ兄さんが主席となった。
 バカ親父の形見の超高性能な魔法の杖がないとほとんど魔法が制御できない上に、杖があっても時折魔力が暴
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