暁 〜小説投稿サイト〜
少年は魔人になるようです
第16話 魔人と英雄達は出会うようです
[7/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
良かった良かった。嫁入り前の可愛い子に―――って、執拗い!!」


今度は、ドラゴンの腕が振り下ろされる。


「あ、危な――――――」


ドン!!!!

と、俺はそれを、今度はきちんと受け止める。


「い…………え?」

「ごめん、首に掴ってて。」

「う、え?!あ…わ、分かったのじゃ///」

「素直で宜しい。フン!!!」


ブゥン!!とドラゴンを投げ飛ばし、

光子剣『Chrysaor(クリュサオル)』を呼び出し振り被ると、


ブンッ


と片手剣の長さのそれが、10m以上に伸び―――


「どっせええええええい!!」


振り下ろす!!!


ズガァァァァアアァァアァアアアアアアン!!!!

<ギュァ?!?!?!>


真っ二つに切り裂かれたドラゴンは短い断末魔をあげ、沈黙した。


「やれやれ、無駄な犠牲だ……って、今更か。」

「の、のう?//そろそろ降ろしてくれんか?」


耳の近くで声がする。おお、擽い。


「ん?ああ。ごめんごめん。」

「あ、ありがとう///助かったのじゃ。」

「どー致しまして。可愛い女のk「姫様ーーー!!」」


あっちゃーー。任務失敗か・・・。ま、良いか。


「それじゃね。もう一人で出歩いちゃダメだよ?」

「ん、ああ。お、お前!!名は何と云う!?」


えー・・・参ったなぁ。本名言ったらダメだろ?

帝国内に『紅き翼』が居たら問題だし!!


「こ、今度会った時に!じゃあね!!」


ドヒュン!!と俺はマッハで逃げて行った。


「あ、おい!待て!!!」


ま、会う事なんて無いだろうし、良いだろ。


Side out



Side 黒ずくめの男とヘラス族の男


対象(ターゲット)は……、」

スッ

「この二人の男と、二人の少年。」

「フン、ヒョロイ奴等と優男とガキ共じゃねえか。」

「そして、この…………男だ。」
スッ

「あ?これ女じゃねえのか?」

「こいつこそ、数百年間どうやってか王都・帝国・メガロの

捜索から逃れていた、『皆殺しアーカード』だ。」

「なに?!こんな女…男が、あの『皆殺し』か!!?

マジで封印が解けていたとはな…。」

「目的が何なのかは分からないが、連合側についているのだ。

我ら帝国の敵である事に間違いはない。」



「こんなのがあの伝説のとはねえ。楽勝そうじゃねぇか。」

「こいつらの外見に騙されるな。

オスティア回復作戦の失敗の主因はこいつらだ。」

「既に精鋭で組織された討伐隊も送ったが、悉く
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ