暁 〜小説投稿サイト〜
少年は魔人になるようです
第16話 魔人と英雄達は出会うようです
[5/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
導士が三人がかりで掛けた魔法が解け―――」

「アル〜、もう良いじゃねえか。こいつが本物だとしても、

危険じゃないって分かってるんだからよ。」

「しかし、ナギ!!」

「それにそいつからヤな感じしないしよぉ?」

「そーよ、アルビレオ。私が殺す気なら、とっくにやってるわ。」

「仮に、それが本当だとしましょう。では、貴方の目的は、なんですか?」


やっとここまで来たか・・・・・・。


「私を君達の仲間にしてくれません?」

「「「…………は?」」」


おお。空気化してた詠春も反応した。


「ハハハハハハ!!いいぜ、お前を『紅き翼』に入れてやる!!」

「「「ナギ?!」」」

「あら、ありがとう、ナギ。でも、いいの?」

「良いって。お前面白そうだしな。でも、伝承って嘘だったんだなー。」

「何の事かしら?」

「いや。お前がアーカードだとしたら、伝承の中じゃ男だったからさ?」

「いや、それで合ってるよ?」

「……え?じゃ、お前偽物なのか?!」

「俺が、男だって言ってんだよ。鳥頭かお前は。」


「「ええぇえええええええぇぇぇぇぇええぇええ!?!?!?」」


「嘘だろ?!だって見た感じ女だし、声だって女じゃん!!」

「信じないなら触ってみるのもやむなし、だけど?

………触りたいの?」

「くっ、なんかすげー屈辱的な気分だ!いいぜ、俺は触るぜ!!」

「お、俺は遠慮しておく。」

「ふぅむ、じゃあワシもいっておこうかの。」


――――――審議中――――――――


「………マジか。マジなのか………?

「残念にもほどがある……。」

「なん……だと……?」


―――――― 終了 ――――――――



そこには、膝を付いた負け犬が三人いた。


「……すっかり馴染みましたね……。」

「で、お前はどうするんだ?行っとく?」

「いえ、私は男だと分かっていますしそういう趣味はありませんので。」


やっぱりアルはからかうのが難しいな・・・。


「で、お前らってなんか目的あって、

こんな所通ってたんじゃないのか?」

「ああ、そういや忘れてたぜ!

俺ら、戦場に行かないといけねえんだった!」

「おお、そうじゃったな。行こう。」

「…すっかり忘れていましたけどシュウマ、貴方はどれほどの強さなんですか?

あのアーカードとは言え、強さが分かりません。

私達と戦場に行く以上、それなりに強くないと―――」

「えー?大魔導士三人が、手も足も出ないくらい?

それとも、軍相手に掠り傷すら負わずに殲滅出来るくらい?」


俺の
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ