第一部
縮まる距離。
大好きな人。
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今度だ。
んで?どこの海の出身のどんな賞金首だ?」
くま「名前はマーシャル・D・ティーチ。
元白髭海賊団の船員で賞金額はゼロだ」
リノ「・・・・・・」
・・・まさかのティーチ・・・
そしてまさかのまさか・・・
・・・エースがやられたとか、無いよね・・・?
モリア「ゼロだと?元白髭だからと言って政府も承諾するとはな・・・
奴は政府に何をして王下七武海に入ったんだ?」
くま「・・・白髭海賊団二番隊隊長のポートガス・D・エースを手土産に政府も承諾したみたいだ」
リノ「?!?」
・・・嘘・・・でしょ・・・
・・・まさか・・・そんな事は・・・そんな事は・・・
リノ「もう一回言って」
モリア「はあ?」
くま「・・・・・・・黒髭がポートガス・D・エースと引き換えに王下七武海に加盟した」
そんな嘘でしょ・・・そんな事は・・・
・・・そんな事は・・・有り得ないよ・・・!!
エースが・・・エースが・・・そんな・・・っ
リノ「・・・捕まったの?」
くま「ああ。」
リノ「いつ?」
くま「一週間ぐらい前だ」
・・・あたしが部屋で泣いてた時だ・・・
何で・・・何で・・・?
・・・何で助けに行く事が・・・出来なかったの・・・!?
あたし・・・どうしよう・・・エースが死んだら・・・
エースが死んだら・・・
モリア「穴埋め作業が済んで良かったんじゃないのか?
これで世界の均衡とやらは保たれるんだな?」
どうしよう・・・手も震えて来た・・・
震えちゃ駄目だよあたし・・・
くま「・・・いや俺は全く逆のイメージをしている
それより政府は今、気がかりなことが一つあるらしい
・・・エニエス・ロビーの一件で・・・」
二人が何かを話している間に、
ドアに向かって歩き出すと蛆虫熊の話し声はまだ続いていた
もしもあたしがフードを被っていなかったら
アイツらに怪しまれてたと思う
リノ「っ・・・」
もしもあたしが泣いているのを知ったらヤツらは何を仕出かすのかが分からない・・・
あたしが・・・海軍に入ったのがいけなかったの?
だから・・・だから・・・エースは政府に渡されたの?
もしもエースが処刑されたら・・・どうしよう・・・
あたしが考え事をしながら自分が何処へ向かってるのかも分からないまま、
ただひたすらに歩いてると
レオン『・・・リノ!!』
暗闇の中か
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