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【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百二十五話  『出張任務(1) サーヴァントとの絆』
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「うん。向こうに帰るの久しぶりね」
「我らも召喚されてからシグナム達と同じくらいの時間を過ごしたな」
「そうですね、ネロ」
「まぁ、ある程度の広域捜査になるから司令部が必要やしな」
「…っうことで出発だ。準備はいいか?」
「「「「「「はい!」」」」」」

ヴィータ副隊長の言葉に僕達は元気よく返事を返すのだった。

「それじゃ出発!」

なのはさんの元気がいい言葉でヘリは出発していった。
それからヘリの中で、

「ちょうどこの間みんなの故郷の話をしたばっかりで、なんか不思議なタイミングですね」
「確かに、本当だね!」

エリオ君とスバルさんの二人が楽しく会話をしている最中でティアさんとキャロちゃんが地球について色々と検索をしている。
でも多分今のところは過去の履歴が出てきそう…。

「ええっと…第97管理外世界『地球』…。文化レベルB」
「魔法文化無し、次元移動手段無し…って、魔法文化無しなの!?」
「ないよー? ウチのお父さんも魔力ゼロだし」
「スバルさん、お母さん似なんですね」
「うん!」

スバルさんのお父さんは確か祖先が地球の出身って話だったよね。

「で、でもなんでそんな世界からなのはさんとか八神部隊長みたいなオーバーSランク魔導師が…?」

それに前に座っている八神部隊長がこっちを振り向いてきて、

「突然変異というか、たまたまーな感じかな?」
「あ! すみません、八神部隊長!」
「ええよ、別に」
「私もはやて隊長もシホちゃんも魔法と出会ったのは偶然だしね」
「「「「「「へぇ…」」」」」」

僕達が驚いているところでシホさんがこちらに向いてきて、

「それにさっきの魔法文化無しっていうのは合っているけど、少し訂正ね。
地球には今もたくさんの魔導師じゃないけど魔術師が隠れ潜んでいるわ。
だから追加で魔術文化有りってところかしら…?」
「そうやね。
当時はまだこの世界の魔術を起動するために必要不可欠な魔術基盤は曖昧でシホちゃんと士郎しか使えなかった魔術だったけど…。
私達の世界にもしっかりと魔術基盤が聖杯大戦をきっかけに全次元世界に刻まれたおかげでここ近年で魔術師は増える一方だからなぁ」
「ま、そのおかげで今の俺達もいられるってわけだな」
「その通りだよ。ランサー。私達も魔術師の一人だから色々と便利だしね」
「フェイトさんも魔術師だったんですか!?」

エリオ君が驚く。
どうやら教えてもらっていなかったらしい。
それにフェイトさんは笑みを浮かべながら、

「うん、そうだよ。魔術事件対策課は知っているでしょ?
アリサとすずかとアリシアが勤めているところ。
そしてシホもそこから機動六課に出向しているってこと」
「あ、はい」
「私達は色々な巡り
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