第五章 StrikerS編
第百二十五話 『出張任務(1) サーヴァントとの絆』
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ゃん達も里帰りするっていう話やからちょうどええやろ。だからよろしくなー』
「ええ」
それでシホははやてとの通信を閉じる。
そして五人の方に向き直ると、
「…と、いうわけ。これから私達も地球に向かうことになったから大人数での移動だから…。
アリサ、場所を提供してもらっていい? 確か別荘に転送ポートを設置してあったわよね」
「任せなさい。それじゃ鮫島に連絡を取ってみるわ」
「私はファリンに連絡しておくね」
「私もリンディお母さんに連絡を入れておこうかな〜?」
という感じでシホ達は準備を開始した。
シホはランとレンを呼んで派遣任務に関して話をする。
「地球にいくんですね」
「久しぶりだね。ラン姉さん」
「うん。あ、それとすずかさんはお久しぶりです。
バルムンクとアウルヴァンディルは少し中身が新式に変わりましたけど大事に使っています」
「うん。それならよかったよ」
ランとレンがすずかと会話を始める。
「それと…えっと、魔術事件対策課のアリサ・バニングス一等陸尉とアリシア・T・ハラオウン二等陸尉ですよね?」
「ええ。未来のあなた達の上司だからよろしくね、二人共」
「よろしくねー」
「「はい!」」
アリサは先輩風を吹かすがアリシアはいつも通りに挨拶をしているのだった。
それでもランとレンは二人共真面目に敬礼をして答えていた。
二人の生真面目さが現れている瞬間である。
「それじゃ時間までに準備をして屋上のヘリポートまで集合ね。私達もすぐに合流するから」
「「わかりました」」
それでシホ達とラン達は一度別れた。
◆◇―――――――――◇◆
Side レン・ブルックランズ
シホさん達と一度別れてからラン姉さんと準備をして屋上のヘリポートまで向かうとスバルさんとティアさん、エリオ君にキャロちゃんはすでに来ていた。
「あ、ランとレン。やっと来たね。フォワードではラン達が最後だよ〜?」
「す、すみません、スバルさん」
僕はとっさに謝るけど、スバルさんは笑みを浮かべながら、
「別に謝らなくていいよー。咎めているわけじゃないんだから」
「は、はい。すみません」
「だからぁ…はぁ、少しレンはやっぱりその弱気な腰の癖を直したほうがいいと思うよ?」
「あ、はい。努力してみます」
スバルさんにそう言われたので、またしっかりしないと、と心を鍛え直している僕がいた。
でも、僕たち姉弟がフォワードでは最後かぁ…。
それでちょっと落ち込んでみたり。
そこにラン姉さんが念話で、
《そんなくだらない事で落ち込んでいるんじゃないわよ、レン》
《う、うん》
叱られてしまった。
まぁ、そうだよね。うん、気楽に行こう。
「ま、
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