第12話 ファーストアラート
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ェイトちゃんとリクくんは空にいるガジェットを叩くから、フォワード四人はリニアレール内にいるガジェットを倒してレリックの回収をお願い」
四人は頷く。
そしてなのはは、コックピットにいるヴァイスにハッチを開けるように言った。
「じゃあわたしとフェイトちゃんは先に行くから」
「皆無事に帰ろうね」
そう言ってなのはとフェイトはハッチから飛び降りた。
「さて、俺も行くか」
リクも二人に続こうとハッチの淵に立つ。
義魂丸を取り出し、口に入れ噛み砕き、死覇装を纏う。
「そういえばお前ら、今日が新型武装の初使用だったっけ?」
リクの言葉に四人は頷く。
初使用というか、ぶっつけ本番というやつだ。
「いいなお前ら。俺なんて十年以上ずっと同じ…でもないが、俺だって新武装が欲しい」
そう漏らすリクに突っ込む者は誰もいない。
それはリクに呆れているのではなく、リクから発せられる強烈な魔力に圧倒されているからだ。
エリオとキャロは実際に見るのは初めて。そして、普段から訓練しているスバルとティアナも、訓練とは違う、リクの真剣な表情を見て押し黙っていた。
(な、なによ。ま、真面目な顔して…)←ティアナ
(リ、リクさん…かっこいい…)←スバル
とかなんとか思っていた事をリクは知らない。
「無視かお前ら。まあいい。俺は先に行くぞ。じゃ、―――武運長久を祈る」
そう言ってリクはヘリから飛び降りた。
ちなみに、最後の「武運長久」は言いたかっただけである。
こうして、新人達、そして、リクの機動六課での初めての戦闘が幕を開けたのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ