第六話 俺、元教皇と話します
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が? だがそれでは矛盾してしまいます。カノンが私とアテナを暗殺しろと唆して、サガが怒る位であれば私は殺されなかったはず。ですが、私はサガに殺され、冥界に来てしまってる・・・・・この矛盾は?」
「・・・・シオンを殺したサガは、サガであってサガでない者・・・・・・彼は二重人格なんだ・・・・・・それも、善と悪の極端に偏った人格なんだ。そして、シオンを殺したのは、サガの悪の人格。悪の人格は、カノンがずっと、サガに悪への誘惑をしていたせいで生まれたものなんだ」
「ッ!? では、あの時のサガの豹変は、悪の人格が主体になってたためのものだったのか・・・」
「そうだ。そして、カノンは、幽閉された後、岩牢の奥にあるポセイドンの三叉の鉾を見つけ、海界に行き、そこで・・・・・」
「ポセイドンの封印を解く。そういう事だったんですね・・・・・・・まさか、今代の聖戦の原因が聖域から発生するとは・・・・・」
シオンは相当ショックだったのか、顔を暗くしているな・・・・・
「でも、心配は無いと思うぞシオン」
「・・・・何故ですか?」
「忘れてないか? アテナは、この時代に生誕したんだろ? だったら"彼"もまたこの時代の生誕してるんだから」
「彼?・・・・まさか!?」
「そう・・・・アテナの側には、常に天馬星座が居るんだから・・・・」
こうして、シオンには俺の知ってる事を・・・・・・・・全てじゃないが教えてしまった。
・・・・・うん、後悔はしてねぇ
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