暁 〜小説投稿サイト〜
ハーデスは転生者!?
第六話 俺、元教皇と話します
[6/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
・・・・聖闘士(セイント)は、ある本の物語で書かれているんだ」

「本の・・・・物語で?」

「そうだ。時代系列が古い物語では、シオンが経験した前聖戦の事が書かれている」

「なんですって!?」

「もし間違いがなければ・・・・・・前聖戦でハーデスの依代となった少年の名はアローン。当時のアテナはサーシャという名の少女。そして、常にアテナの側に居た、当時の天馬星座(ペガサス)聖闘士(セイント)の名は・・・・テンマ」

「ッ!?・・・・・・その通りです。アローン、サーシャ、そしてテンマ・・・・・懐かしい名だ。だがこの名を知ってるのは、最早私と童虎のみのはず・・・・・では・・・」

「そう。俺は元居た世界で、その本を読んでいた。そしてその本には、この時代の出来事や、これから起きる事も書かれているんだ」

「では、私たち聖闘士(セイント)の事も、サガが私を殺す事も、アテナが暗殺されそうになった事も・・・・・」

「あぁ、全て知っていた。だが、知っていただけで、実際それが起きた事を知ったのは、本当についさっきだったんだ・・・・・」


アテナ生誕の時や、シオンが殺されてる時は、丁度地獄界を見て回っていた時だったからな・・・・


「・・・・そう・・・ですか。・・・貴方は先程、これから起きる事も書かれていると言いましたが、一体何が起こるんですか?

「そうだな・・・・色々とあるが、強いて言うなら海王ポセイドンとの聖戦か・・・」

「なッ!? 海王ポセイドンとの聖戦がこの時代で!? 一体何故・・・」

「その話をする前に、一つ聞きたい事があるんだが?」

「・・・なんですか?」

「最近、スニオン岬の岩牢に誰か行かなかったか?」

「スニオン岬の岩牢・・・ですか? どうだったか・・・・・いや、確か私が殺される前にサガがあの近くに居たような・・・・・それが何か?」


となるとスニオン岬の岩牢には既にカノンが入ってる状態か・・・・・


「・・・・・実はスニオン岬の岩牢の奥には、"ある物"があるんだ」

「ある物?」

「封印された、ポセイドンの三叉の鉾」

「なんですって!? ではポセイドンがこの時代に目覚めるのは、まさかサガが・・・・」

「いや、サガじゃないよ。シオンは、サガに双子の弟が居る事は知ってる?」

「それは・・・・・カノンの事ですか?」

「知っていたのか?」

「あったことないが、名だけは知っていました」

「そうか、なら話が早い。サガが何故、スニオン岬の岩牢に行ってたかというと、弟のカノンを幽閉するためなんだ」

「幽閉? 何故ですか?」

「カノンは、アテナとシオンの暗殺をサガに唆して、彼の怒りを買ったんだ」

「サガ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ