第六話 俺、元教皇と話します
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明が終わったところだ。
「貴方達の事は分かった。だが幾つか分からない事があります。聞いてもよろしいか?」
「・・・・何かな?」
さて、何かは聞かれると思ってたが・・・・何を聞かれるのかな? 内容によっては、アリシアと同じで、真実と嘘を混ぜた話しをするけど・・・・・・・・・・・・・出来ればヒュプノスが言ってた事にはならないでほしいな。
「まず貴方達は、一体何時からこの世界に居たんですか?」
ここは、普通に答えてもいいかな。
「何時から・・・か。そうだな・・・・・この世界に来たのは、約10年位前だな」
「10年前・・・・・・。では、私達・・・・・聖域の事は?」
「この世界のハーデスを封印してから、冥界を色々と調べてな。そこで聖域の事を知ったんだ」
本当は最初から知ってたけどな・・・・。
「・・・・・なるほど。では、アテナが生誕していた事は・・・」
「アテナの生誕の事は、少し前に知ったばかりだ」
アテナが"この時期"に生誕する事は知っていたが、生誕したの知ったのは本当についさっきだったからな。
「少し前に・・・? それはどういう事ですか?」
「聖域の教皇であるシオンが、急に死んで冥界に来た時は驚いてな。直ぐに聖域で何が起こったのか調べさせて、その時にアテナが生誕した事を知ったんだよ」
「ッ!? なら、現在の聖域の事や、アテナの事も・・・」
「・・・・ある程度知ってるが・・・・」
「教えください!! 聖域は・・・・・・アテナはどうなっているのかを!!」
シオンは、俺が今の聖域の現状を知ってるや否や、興奮しながら聖域とアテナの安否を聞いてきた。つか興奮しすぎて怖い。
「わ、分かった、分かったから落ち着けシオン」
「あ・・・・・申し訳ありません」
「いや別に構わないさ。さて、聖域とアテナの事だが、さっきも言ったがある程度しか知らないが構わないか?」
「構いません。どんな些細ない事でも構わないの教えてください」
この世界は、恐らく"原作版"に近い世界だろう。だがそれでもこの世界の事がイマイチ分かっていないから、シオンには"ある程度知ってる"と答えたが・・・・・。取り敢えず分かりきってる出来事だけを話すか。
「分かった。まずは・・・・・・やはりアテナの事が一番に知りたいよな?」
「はい。アテナは・・・・私が死んだ後、アテナの身は大丈夫なんですか?」
「そうだな。簡潔に言うなら、アテナ
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