第五話 俺、現牡羊座の師と金色の死神の姉に出会う
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タナトスは俺の無意識部分を削って生まれた存在なんだけどな
「へぇ〜・・・。じゃあお兄さんの居た世界って私も行ける場所なの?」
「いや、行けないと思うよ」
「どうして?」
「俺達が居た世界は、神しか通れない道(嘘)じゃないと行けないんだ・・・・そして、実は何処にあるのか分からないんだ」
「エッ? 分からないの? お兄さんが居た世界なのに?」
「うん分からないんだ。・・・・・元居た世界で色々あってね、俺達はその世界から出て行かないといけなくなったんだ。ヒュプノスとタナトスと一緒に、その神しか通れない道って場所を進んでたんだけど途中で何かに当たって、その神しか通れない道から落ちてしまったんだよ(嘘)、そして気がついたらここへ来ていたんだ」
「そうなんだ・・・・じゃあここに居たハーデスは?」
「彼は・・・・・俺(イケメン神様)がこことは違う、別の位相に存在している"時の牢獄"って場所に封印したんだよ」
「凄いねお兄さんは・・・・。でもその"時の牢獄"って場所は大丈夫なの?」
「大丈夫だよ、そう簡単に出てこれないから(イケメン神様がヘマをしてなければね・・・)」
「そうなんだ、じゃあ・・・」
まだ聞いてくるのか?、結構教えたつもりなんだけど・・・・
「あのお爺さんは結局誰なの?」
あっ・・・・・・また忘れていた。影薄くなってないかシオン・・・
「ああ、彼は・・・アリシアは聖闘士って分かるかな?」
「うん分かるよ。セイントは・・・・えっとアテナ様を守る闘士でしょう?」
俺達のことを知ってるから聖闘士のことも普通に分かるんだな
「その通りだよアリシア。彼はね、その聖闘士の本拠地の聖域で教皇をしていた人なんだよ」
「えッーーー!? サンクチュアリのきょうこう様なの?」
「知ってるのかい?」
「うん。お父さんが言ってたんだけど、きょうこう様って確か二百数十年前?のせいせんって戦いで生き残った二人のゴールドセイントの一人で、すっごい長生きしてる人だよね」
「ほう、凄いねアリシアは」
そう言ってまたアリシアの頭を撫でた
「えへへ////」
俺が撫でると女の子はやっぱ顔は赤くなるんだなぁ・・・・
「まぁその教皇なんだが・・・」
俺が教皇のことを説明をしようとしたら、いきなり扉が開いた・・・・
「ただいま〜! 今帰ってきたよ!」
入ってきた者はタナトスだった
「おっ、帰ってきた。お帰りタナトス」
「お帰りなさいタナ
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