第四話 俺、地獄界に来ました
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零士」
本当に大丈夫かぁ?、顔が青くなってるし・・・・
「うん!? なんだこれは・・・・・小宇宙か?」
俺がタナトスの心配をしてると、突然近くで小宇宙を感じた。一体誰だ?
「確かに・・・・・これは小宇宙ですね。しかし変ですね・・・・」
ヒュプノスが少し考えだした
「何が変なんだヒュプノス?」
「ここ冥界は死者の国ですから小宇宙を持ってる者なんていません。ましてや零士様の冥闘士はまだ一人もいませんので小宇宙持ちながら来る者なんて居ないはずなんですが・・・・・」
ヒュプノスの言う通りだな。冥界で小宇宙を持ってる者といや、俺こと冥王ハーデスを守護する闘士の冥闘士しか居ないはず。しかし、ついこの前天星三十六星の冥衣が完成したばかりだから、まだ一人も冥闘士が居ないから確かに変だな・・・・
「・・・・まさか"あいつ"か?・・・いや時期が合わないな・・・・」
俺の中にただ一人だけ小宇宙を持ってやって来る人物が浮かんだが・・・・
「心当たりがあるの零士?」
「あぁ・・・・・。まさかだと思うが琴座のオルフェかぁ?」
「「琴座のオルフェ!?」」
タナトスとヒュプノスが声を合わせてここ冥界に来たであろう人物の名前を言った
琴座のオルフェ
その実力は黄金聖闘士をも凌ぐという伝説の聖闘士
神すら心酔させるほどの竪琴の名手でもあり、その琴の音色は教皇や黄金聖闘士たちにも慕われ、悩める人々の心を癒したといわれる
この冥界で冥闘士以外の人物で小宇宙を持ってやって来る者といえば、琴座のオルフェが、恋人ユリティースを生き返らせて欲しいとハーデスに懇願しに来る時、だが・・・・・・
「それはおかしいよ。だって琴座のオルフェがここにやって来るのって、もっと先の話じゃなかった?」
タナトスの言う通り、琴座のオルフェが来る時期が違う
原作にて、冥界に乗り込んできたアンドロメダ星座の瞬が琴座のオルフェが行方不明なったのは"数年前"だと、共に居た天馬星座の星矢に説明していた
この事から琴座のオルフェがここ冥界に来るのは約10年後だと分かる
「そうなんだよなぁ〜。琴座のオルフェが来るには時期が違いすぎる・・・・」
ここは並行世界だからイレギ
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