第四話 俺、地獄界に来ました
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鈍い音と共に扉が開かれ俺達は扉の先に進んだ
扉の先には見覚えのある赤黒い空に氷の平原が見える
「凄いな、ここが地獄界か・・・・。しかし寒いな・・・・」
俺達が出てきたジュデッカの入口付近は辺一面氷の平原だからかなり寒い
「確かに寒いですね。早くジュデッカの中に入りましょう」
「そうだな、早く行くか」
俺達はそのままジュデッカに入って行った
「ねぇ零士。これからどうするの?」
「そうだなぁ・・・・・天星の冥衣は全部持って来れたから、取り敢えず予定通りに地星の冥衣をボチボチ造っていくか、それとも先に地獄界を改造するかのどっちかをしようか考えているんだよなぁ〜」
「では先に地獄界の方を改造してはどうでしょう?」
俺たちは今ジュデッカの一室で話し合いをしている
「う〜ん。やっぱ先に地獄界を改造する方がいいかな・・・・・」
「僕も早く地獄界を改造してほしいな。ここ、なんか嫌いだもん」
「なんだ? タナトスは地獄界が嫌いなのか?」
タナトスって死を司る神なのに地獄界が嫌いなのか?
「うん。僕ここ嫌いなんだ、死んだ人に永遠の罰を与えるこの場所が・・・・・」
「そっか・・・・・。よし、先に地獄界を造り変えるか!」
「本当に!?」
「ああ。取り敢えず、地獄界を見て回りたい。ヒュプノス案内してくるか?」
「はい、大丈夫ですよ」
「あの・・・僕は?」
「タナトスはここに居てくれ。地獄界を見て回るの嫌だろう」
タナトスは地獄界が嫌いならここにいた方が・・・・・
「僕も行くよ!」
「いいのかタナトス?」
「僕のこと心配してるみたいだけど、大丈夫だよ零士」
強がりにも聞こえるが・・・・
「・・・・・・・無理ならちゃんと俺に言えよ」
「分かったよ零士」
「よし、それじゃ行くか二人共」
「「うん(分かりました)」」
地獄界をどう改造するか二人と話しながらな俺は地獄界を見て回った
まさかあんな出会いがあるとは思わなかったが・・・・
一通り見終わった俺たちは、今地獄門に来ている
「ふぅ〜、これで一通り見たな、もう見てない場所はないよな?」
「はい、ここ地獄門で最後ですよ零士様」
「うぅ、やっぱ嫌な場所だった・・・・」
タナトスは途中から気持悪がっていた
「大丈夫かタナトス?、気分が悪いなら先にジュデッカに戻ってるか?」
「・・・・大丈夫だよ
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