プロローグU 転生トラックですか
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
実はわしが大分昔に混ぜたトラックでの?その名も『転生トラック』という。」
「『転生トラック』?」
なんだそりゃ。
「うむ、大分昔に面白半分で混ぜたのじゃが、わしも忘れておっての。そのトラックで轢いたものは違う世界に転生できるという代物なのじゃが、まさか今更発動するとはの。ふぉふぉふぉふぉ。」
・・・・てーと、あれかい。おれが転生する理由は、これといってないと?
「そういうことじゃの。」
「人の心を読むんじゃねえよ。はあ、なんか疲れちまった。それで、俺はどこに転生するんだ?」
おそらく、漫画かなんかの世界に転生するんだろうが。
「おおそうじゃそうじゃ。お主が転生するのはの。」
そういって、ダンはローブ?のポケットを探る。
「おっとあったあった。お主の転生する世界は、【真剣まじで私に恋しなさい!】、通称【マジ恋】と呼ばれる世界じゃの?」
「マジ恋?ああ、名前だけは聞いたことがある。でもなあ。」
俺、PCゲームってやったことないから、わからねんだよなあ。まあ、学園物らしいから、主人公らしき人に近づかなければなんとかなるかな?(人それを『フラグ』という(by作者))
「まあ、ドラゴンボール並の戦闘シーンがあるが、大丈夫じゃろ。」
・・・・・・生きていられるかな俺。
「そうじゃそうじゃ、お主には能力をやらねばの?」
「能力?」
「俗にいう『ちーと』というやつじゃ。」
それは助かる。マジ恋がどんな世界か知らないが、チートがあれば、自分の身くらい守れるだろ。
「ほれ、これがお主の能力じゃ。」
そういって、ダンから一枚の神を渡される。おおこれがって、
「こういうのって自分で決めるんじゃねえの?」
「他はどうか知らんが、ここではわしが決めるんじゃ。」
まあいいか。まああまりに弱すぎたら抗議くらいはするがな。
そういって俺は自分の能力が書かれてある紙を見てみた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・成長限界突破
・最強の気
・努力すればなんとかなる程度の能力
・幸運A
・完全記憶能力
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
?少し多すぎないか?確かマジ恋は現代の話だからここまで別にいらないと思うんだが・・・。
「久しぶりの転生者だから、わしがんばっちゃた♪」
・・・まあいいか。ありすぎて困るもんじゃないしな。最初からチートじゃないだけましか。
「じゃあ、そろそろ転生させるぞ?」
そのダンの言葉に俺はサっと身構える。こいつのことだ、転生させるときはテンプレてきに落とし穴に決まって「ではそこにある
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ