第一部
縮まる距離。
甘ーい日。喧嘩。2
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
いつもみたいに朝も昼も夜もなかなかこの街の住民と会えないあたし達は、
なかなか次の街に出航する事が出来なくてずっとこの街に留まったままだった。
けどそれから十日後の朝の事だった
リノ『はぁぁぁぁ!!!!!????』
朝から情報収集に向かうと言いだしたエースとマールがいない宿部屋にはあたしとレオンがいたけど
心地良さそうに寝ていたレオンがあたしの声を聞いた途端に飛び起きた
リノ『んなバカな事があってたまるかアホォォ!!!』
センゴク『アホとはなんじゃアホとは!!』
リノ『何で!?は!?一体何があってそうなんのアホ!!』
センゴク『じゃからアホと連呼するんでない!!』
レオン『リノどうした?』
リノ「最悪な事になった・・・」
朝っぱらから電話する事だけが嫌で電話に出たら、
この大仏男が出るし電話に出たら出たで…
バカにも程があるだろ?!
リノ「エースは?」
レオン『マールと一緒だ』
リノ「絶対にこの部屋には近づけないでね」
レオン『・・・承知』
大仏男に聞かれないように胸に当てていた受話器を口前に持って行くと、
レオンが部屋を出て行くのが見えて電話に出直した
リノ『一体どうしたらそうなる訳!?』
センゴク『お前がわしからの電話を無視しとるからじゃろう』
リノ『約束の三ヶ月はまだ経ってないんだけど』
センゴク『二ヶ月もやれば十分じゃろう』
リノ『二ヶ月とは言ってもまだ一ヶ月と五週間だけなんだけど』
センゴク『それでも良い方じゃろう?!』
リノ『は?お前ざけんな』
センゴク『わしらはお前の条件を飲み込んでやったんだぞ!?
ボア・ハンコックを連れて一度でも良いから会議に来んか?!』
リノ『あたしは言ったはずでしょ?蛆虫どもが集まる場所には絶対に行かないって』
センゴク『それでもお前は七武海か!?』
リノ『違うわ!!』
センゴク『今更否定する事か!?お前は七武海の中でも強い海姫と呼ばれているんじゃぞ!?』
リノ『だからそういう根拠も無い事言うんじゃねーよ!!
誰かに聞かれたらどうすんの!?ていうか名前は伏せろっつっただろーがアホ!!』
センゴク『喧しいわい!!根拠じゃと!?
ドフラミンゴにも鷹の目にも勝ったじゃろーが!!』
リノ『そ・れ・は!!
あたしじゃなくてレオンたちだっつーの!!』
センゴク『ペットが勝った事に変わりはない』
リノ『テメェーぶっ殺すぞオイ!!
レオンたちは
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ