第14話『温泉旅行と真夜中の決闘…後編』
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すると体全体にツバサちゃんの温もりを感じられて
私はそのまま意識を手離し眠ったの……
〜side out〜
〜アリサ〜
私は昨日みんなと一緒に温泉旅行に来て
温泉に入ったり卓球したりトランプしたりして
私とすずかとなのはとツバサで
同じ部屋の別々の布団で寝たはずなのに
「ツバサちゃん〜むにゃむにゃ……」
私が目を覚まして隣の布団を見たら
なのはがツバサを抱き締めて寝ていた
「ちょっと!?なのはにツバサ起きない!!」
私が2人に『起きなさい』と言うと
なのはがモゾモゾと動き
「ふにゃ〜おはよぉなの〜」
寝呆けてたけど起きて挨拶をしてきたわ
「おはようなのはちゃん。何でツバサちゃんを抱き締めて寝てたのかな?」
するとすずかが私が気になってた事を聞いてくれたわ
「え…?ツバサちゃ……」
なのははすずかに言われて今の現状に気付いて固まったわ
「にゃー!!これは違うの!!」
何が違うのかはわからないけどなのはが騒ぎだしたわ
その隣ではこんなに騒いでるのに
未だ『スヤスヤ』とツバサが気持ち良さそうに眠っていたわ…
「ちょっと!!ツバサもそろそろ起きなさい!!」
私がツバサの体を揺すって起こそうとしたら
「ん〜…あと5ねん〜……」
「「「………………」」」
私たちが唖然としてる内にツバサは布団に潜ってしまったわ
「ツバサちゃん起きるの!!」
「さすがに5年は長すぎるよ!!」
「ツバサ起きなさーい!!」
私はそう言ってツバサの布団を剥ぎ取ったわ
でも……
「すぅ…すぅ……」
ツバサは何もなかったかのように眠ったままだったわ……
「ツバサちゃん起きないの……」
「ツバサちゃん気持ちよさそうだね」
「〜〜ツバサー起きろー!!」
私がツバサを起こそうと大きな声を出していたら
「皆さんどうしましたか?」
ツバサの叔母のネオさんがやってきて
「あ〜ツバサが起きないんですね」
すぐに状況を理解したみたいで起こしてくれると思ったら
「それじゃーそのまま寝かせたままで
朝風呂でも行ってきてはどうでしょう?
多分戻る頃にはきっとツバサももしかしたら起きて…ないかもですが…」
私達がお風呂に行っても何かツバサが起きる気配は無さそうだったわ
でもネオさんがそう言ったので私たちはとりあえずお風呂へと向かったわ……
私たちがお風呂から上がって部屋に戻ってくると
申し訳なさそうに頭を下げるネオさんと…
起きる気配のないツバサがいたわ……
その後朝ごはんを食べて(ツバサは熟睡中)
少しみんなでお話しして(ツバサは熟睡中)
車に乗って
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