美食屋、転生する!
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やなあぁ…、シャルロットさん。自分の間違いをちゃんと認め、なおかつ恩返しのために危険な世界に自分から飛び込んでまでついてきてくれようとするなんて…。
あ、でも仮にも天使が勝手に転生なんかするなんていいのか「いいぞ」いいのかよ!
「どのみちシャルロットは何かしらのペナルティをこなさなくちゃならなかったからちょうどいい。」
そうゆうことですか…。
「アキトさんは僕がついてっちゃ迷惑かな…?」
気づいたら涙目でこちらを見ていたシャルロットさんがいた。って、
「そ、そんなことないぞっ!」
「本当…?」
う、可愛い…。
「本当だって!やっぱり1人で知らない世界はこころぼそかったからな」
「…えへへ。ならよかった♪あ、それから僕のことはシャルロットでいいよ?」
「わかった。よろしくなシャルロット」
「うん!」
「ゴホンっ!もういいか?」
「「あ、すみません…」」
ヨミエルさんの咳払いでようやく俺たちは自分たちの世界から帰ってくる。
「やれやれ。いちゃつくなら転生してからにしてもらいたいものだ」
な、なにいってんだこの人は!?
「い、いちゃついてなんかないです!」
「そうですよ!」
「おや、では君はシャルロットが嫌いかね」
え、とと、突然なにをいってるんだこの人は!?
「き、嫌いなわけないでしょう…」
「では好きかね」
「そこまで聞くかあんたあぁ!?」
俺はこのヨミエルさんの嫌がらせのような質問を無視しようと思ったが、
くい、くい
「ん?」
「…………(じぃー」
「…………」
「…………(キラキラ」
…とてめ期待のこもった眼差しで俺を見つめてきた。
えっと…。
「す、好きですよ」
まあ、嘘ではないしな。美少女で優しいなんて好きにならない要素がないし。
俺がそういうとヨミエルさんはニヤニヤしだす。
「そうかそうか。よかったなシャルロット」
「はい♪」
「え…」
それってどういう…。
「それは転生してからシャルロットに直接聞きなさい」
ヨミエルさんがそういうやいなや指をパチンと鳴らすと俺とシャルロットの体が光り出す。
ちょっ、まだ聞きたいことが!
しかしそんな思いもむなしく俺とシャルロットは光に包まれてその場から消えてしまうのであった。
そして最後に聞いた言葉は
「これからよろしくね、旦那様♪」
シャルロットの可愛らしい
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