美食屋、転生する!
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極めて超一流になったら他の分野では命がけで修行してもせいぜい一流どまりだ。それでもいいならそのままつけるが」
ん〜。まあそれならいいかな?どうせ強くなるためにつけただけだし。
「それでかまいませんよ」
「わかった。…よしこれで後3つだ」
「じゃあ後は小松シェフ並みの食運をください」
トリコの世界ではこれがあるかないかで大分違うからな。
「わかった。これで後は2つだな」
う〜ん。意外にないもんだなぁ。願いってのも。
(そういえばトリコの美食四天王だっけ?彼らは動物のパートナーを連れていたな…)
主人公のトリコがバトルウルフで占い師のココがエンペラークロウ。そしてサニーがマザースネークだったか。
よし、決めた。
「パートナーになる動物をください」
「動物?」
俺は首を傾げるヨミエルさんにこれから行くトリコの世界の主人公たちが自分のパートナーになる動物たちがいることを告げる。
「ふむわかった。ならばこれをやろう」
そういってヨミエルさんが手をかざすと俺の足元に1つの円柱状のケースが出現した。
「これは?」
「それは『鏡心きょうしんの卵』。この卵からは持ち主によって異なる獣が生まれてくる。普通に動物をやるよりこのほうがおもしろいだろ?」
なるほど。確かにこのほうがワクワクするな。一から育てたほうが愛着も沸くだろうし。
「ありがとうございます。ヨミエルさん」
「構わない。仕事だしな」
それじゃああと1つはなんにしようかな…。あ、そうだ。
「あらゆる傷や病を治す力ってできますか?」
それがあれば大分死ににくくなると思うんだが…。
「出来ないことはないが、それだとその能力だと始めは制限をかけさせてもらうぞ?力量が上がる度に能力が上がる仕様になるがそれでもいいか?」
まあ、そんなとこだろな。
「はい、構いません」
「うむ、わかった。それでは「待ってください!」うん?どうしたシャルロットよ」
「僕も連れて行ってください!」
「…ふむ、それはなぜ?」
ヨミエルさんはシャルロットさんの宣言にも動じた様子はなくただシャルロットさんに疑問を呈す。
「僕は正直、アキトさんにあうまでいろいろ不安でした。どんな人なんだろう、どんなひどい命令をされるんだろうって、自分のやったことを棚に上げて自分のことばっかり…」
…あれ?そんなこと考えてたの?
「でもアキトさんはそんな僕のことを許してくれた。だからそんなアキトさんの力に僕はなりたいんです!」
…正直感動した。ええ子
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