第9話 魔人は軍隊と遊ぶようです
[5/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
これはギリシャの英雄アイアスの盾。
『投擲武器に対して無敵』という概念を持った概念武装。実際は無敵じゃ無いけどね!
俺の目の前で次々と魔法の射手がアイアスに当たっては消えていき、
魔法の射手の数、約18000。それを、花弁を六つ残し、防ぎ切る。
「ハハハハハハハハハハハハ!!!なんだなんだよなんですかァ!!?!?!?
こんなもンで終わりかよ!?俺からイっちまうぜェェェ!!!?」
魔法の射手放った連中から「馬鹿な?!」「あんな障壁見たこと無いぞ?!」とか
聞こえてくるが、その後ろから大呪文が次々と放たれる。
「「来たれ地の精 花の精!!夢誘う花纏いて 蒼空の下駆け抜けよ 一陣の嵐!
『春の嵐』!!! 」」
「「「「「「来たれ雷精 風の精。雷を纏いて吹けよ南洋の嵐!
『雷の暴風』!!!」」」」」」
「百重千重と重なりて走れよ稲妻!『千の雷』!!」
「契約に従い 我に従え 炎の覇王 来れ浄化の炎 燃え盛る大剣
ほとばしれよ ソドムを焼きし 火と硫黄 罪ありし者を 死の塵に!『燃える天空』!!」
嵐により炎が燃え盛り、雷と炎と花弁が粉塵爆発を起こしながらこちらへ迫る。
(ってか『千の雷』使える奴いんのかよ?!魔力量はナギより少し減っている。
ナギに勝てないのは近距離攻撃が無いからか?)
と考えつつも俺は魔を破壊する槍と魔を喰らう剣を『王の財宝』から射出し、
俺はゆっくりと軍へ歩いて行く。
「さぁ!次はてめえらだ!!行け!!『破魔の紅薔薇』!!
『魔喰いの悪夢』!!」
ゲイ・ジャルグは魔法を無効化し、
ナイトメアは喰いながら神官の魔法を突き進む。
5秒もしない内に奴らの魔法は消え、喰いつくされる。
「弱えぇぇえぇぇ!!弱すぎんゾてめえら!!もっとキバレや!!!
ほらほら、早くしねェと、お前らの所に着いちまうぜェ!?」
「ヒィィィィ?!?!?!」「に、逃げろおおおおおお!!!」
・・・神官どもは既に腰を抜かし、騒いでいる。
おいおい、あれで上級神官とか言ったら俺帰っちまうぜ?
「お前ら下がっていろ!!我々が足止めしている間に、
全魔力で限定広域殲滅呪文を準備しろ!!」
と言って出てきたのは、神官服に獅子の紋章を付けた、64人の上級神官。
「行くぞ!!散開!!『闘争の輪舞』!!!」
ビュン!!と俺を囲むように走りながら詠唱する神官達。
手に持っているのは杖だけではなく大剣や双剣、ハンマーや大鎌。
柱の様な棍を持ってる奴までいる。
瞬間
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ