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少年は魔人になるようです
第8話 魔人は賞金首になるようです
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めえの顔が怖くて固まっちまってんだよ!!」

「…勿体無い。あと十年幼かったら食べごろだったモノを。

…本当に惜しい。惜しいなぁ……。」


喜べ三番目、お前は色々ダメだが、酒を飲めそうだから容赦してやる。


「おいおい、どうしフベレバゴォォ?!バァァ!!ヘデブッ!?」


魔王拳×2(ジャブ)、灼光拳で掴みつつ、金的に三華猛襲脚、獅吼滅龍閃。

飛んで行く前に踵落しで犬神家にする。


「あ?変な声だグギャ?!ブルァ!ブルァ!ゲ!グ!ギョ!ガ!!?」


孤月閃、断空剣、断空剣で上空に打ち上げ、鷹嘴襲落×四で地面にめり込ませる。

俺にネエチャンって言った事を後悔しろ、二匹・・・!!


「ああ、本当に惜しゴフッ!!」


鳩尾に迫撃掌一発で沈めてやる。怨むなよ・・・!!


「アハハハハ!相変わらず面白い連撃ねシュウ。」

「今、獅子の顔出たんだが!?スルーで良いのか、姉さま?!」

「そんなの今更だろう、エヴァ。

修業中に、は、魔法しか使ってなかったな、そういや。」

「そうだよ?!見たことの無い技ばかり使いおって!なんだあれは!?」

「まぁまぁ良いじゃねえかそんな事は。適当に行こうぜ、適当に。

さ、さっさとアイス食おうぜ。

――ああ、すいません、騒がせて。お代と、迷惑料です。」


そう言って金貨を店員の女の人に渡す。金を『創造』で創るのは簡単だ。

金貨には『力』がないから、一瞬で作れるのだ。

嵩張るが、一応数枚、一番価値のある金貨を持っている。

・・・・・だんだん『創造』が日常用になってる気がするなぁ。

食材も創造で出してるし。だが、お菓子は繊細なモノなのでぶっちゃけ無理。

だから、こうして買って食べている。


「さ、行こうぜ。警備隊来てもm「そこまでです!!動かないでください!!」

……仕事熱心すぎるだろう。」


喋っている数分の内に警備隊が来てしまった。


「た、隊長!!こいつ、『白き死神』です!!

恐らく隣のは『黒翼氷帝』と『闇の福音』です!!」

「『白き死神』って、あの『殲滅白雷の白雪姫』の事?!

クッ、最悪ね!!お、大人しくしなさい『白雷姫』!在り得ないくらい綺麗だからって容赦しないわよ!!

…髪の手入れになに使ってるんですか?!」


・・・『殲滅白雷』、これは良い。素晴らしい厨ニだ。

しかし、『白雪姫』ってなんだ?


「隊長?!ずるいです!!

あの、男って噂が在るんですが、そんなに綺麗なら女なんですよね!?」

「――『姫』だと……?そうか、何処に行っても俺は女扱いか……。

しかも、『男』の方が『噂』か…
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