第7話 少年達は知り合うようです
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うん、ぶっちゃけさ、親心付いちゃったんだよね!!―――痛い痛い!物投げんな!!
50年――
と言っても、実際はダイオラマ球内で300年くらい修業してだな。
で、ある日、全く成長も老けもしない俺達に、
流石に疑問抱いたらしく、真剣な顔で聞いて来たから、
そこで、俺の本名と不老超長寿、あと『創造』について軽く教えた。
教えてやったら「良かった、良かったよぉぉぉぉ……」って
泣き崩れたから、焦った焦った。
その頃にはもう原作通りの性格になってたからなぁ。
抱き締めて慰めてる時に「まだチャンスはある!!」って
言ってたけどなんなんだろうな?
原作通り?のエヴァだが、俺とノワールには素直で、俺には偶に甘えて来たりもする。
・・・性格が少々違うが、きちんと『悪の魔法使い』にはなった。
・・・そうでないと修業で死ねるように教育したからな。
それで、そろそろ良いだろうとある日、エヴァに言わずに旅に出ようとしたのだが、
300mも離れると俺とノワールは原因不明に胸が苦しくなって息が出来なった。
寝どこまで戻って、エヴァの寝顔を見るとなぜか治った。
数日後、エヴァに話してから行こうとしたのだが、俺は、「お前としばら――」まで言ったら
、
泣きそうな顔になったエヴァに、それ以上何も言えなくなり、
「なんでもない!なんでもないんだ!!」と言って抱き締める事になった。
ノワールに至っては、
「エ、エヴァ。はっ、話があっ、るんだ、う、うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
と泣き叫び、俺とエヴァにより「もういい!!もう良いんだ!!お前は頑張った!!」
と慰められる事となった。
エヴァは終始和訳が分からないと言った顔をしてたが。
こんな感じで俺達はエヴァと離れられずに旅行を満喫する事となっていた。
ちなみに、やはり不老不死関係で各地で戦闘になり、
目撃者を全て消すことは出来なくなっていった。
流石に助けた農民とか商人まで殺す気にはなれなかったのだ。ノワールに止められたし。
そして、下手なモンタージュ程度の手配書が回るようになり、微妙な二つ名も付いた。
『吸血鬼の親』だの『黒の魔女』など、厨二さの欠片も無いモノだ。一つだけ、
『不死の白雪姫』と言うのがあったが、聞いた時は
「俺は男だあああああああああああああああああああああああ」って叫んだのは言うまでも無
かろう。
女の格好するのに抵抗は無い俺だが、女扱いされるのは嫌いだ。
懸賞金は俺が100万、ノワールが45万、エヴァが150万。
ノ
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