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少年は魔人になるようです
第7話 少年達は知り合うようです
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――な……。」



あわわわわ?!ノワールさんが泣きだしたと思ったら、アーカードさんが

ノワールさんを抱き締めました!!あの二人、雰囲気からすると、恋人なんでしょうか?


・・・・・ちょっと、残念です。アーカードさんは、私のピンチを救ってくれた、

白馬の・・・・いえ、見た目はお姫様みたいですし怖かったですが。

私にとっては、白馬の王子様だと思っていましたのですが、先を越されていた様です。

・・・・・でも、これで良いのかも知れません。


私は吸血鬼で、あの人達は強いと言っても人間です。私より、遙かに早く死んでしまいます。

ちょっと、・・・かなり、絶対に諦めきれませんが、この思いは封印しておきましょう。

永遠を生きるであろう私が、恋なんてしても、ダメなんですから。



Side out




Side 愁磨



ノワールが落ち着いたので、エヴァを呼び、これからの修業とか

いろいろ方向性を決めようとなった。


「さて二人とも、俺の案は二つ。エヴァの各地を回りつつエヴァの修業をするか、

それとも一か所に留まってするか。この二つだけど、どうだ?」

「それしかないだろうな。しかし、私は一か所に留まるのは反対だな。

幾ら私の結界と云っても、留まるだけ危険になる。」

「わ、私もその方が良いかと…。

それに、色んな所に行ってみたいし……。」


エヴァがなんか、いきなり敬語使わなくなったけど・・・・まあ良いか。そっちのが楽だし。


「OKOK。んじゃ諸国漫遊しながらエヴァに地獄をたいけ「え!?なっ、何それ!!?」

うるさい。一緒に来るなら地獄を見せてやると言ったろうが。

んで、行く場所はどこが良い?」

「お前の故郷はどうだ?今なら武勲は立て易いと思うぞ?」

「日本か?ダメダメ。戦国は1467の応仁の乱か、1493の明応の政変から始まると

言われてるから、最低後50年は待たないと。…って、あ。」

「日本?ってどこの事?後、今の言い方、まるで先の事が―――――」

「ちなみに日本はえっと、ジパング、ジャパン、黄金の国、東とかそんな感じの

呼び方をされてる、小さな島国だ。で。」


ガシィ!!!


「あとは忘れてくれ。な?(ニッコリ」


俺の誠意ある説得にガクガクガクガクガク!!と首を縦に振るエヴァ。

良かった。説明すんのはいいけど、信じられんだろうしな。


「と言う訳で日本は却下。遠いしな。行くなら他んとこ回りながら行こうぜ。

で、俺は欧州を南下、アフ……暗黒大陸を回り、北東に。中ご……そのまま緩やかに

東に向かい、日本へ。こんな感じでど
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