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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic14-Bそれはもうジュエルシードの回収は大変で〜StrangE〜
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いを仕掛けてきて、なのはが射砲撃で援護や牽制、すずかがバインドやシールドでわたしの妨害をしてくる。
(チーム戦としては最高のメンバーなのは間違いないんだけど・・・)
一度崩してしまえば脆いのなんの。まぁ、魔導師歴1ヶ月も満たないんだから、高望みはしない。アリサの剣技は炎熱変換のおかげで威力は高く、一撃必倒を狙える。けど剣筋が粗すぎて簡単に切り崩せる。
なのはの砲撃能力は凄まじく、その上防御力は馬鹿みたいに高くて、今まで出会ってきた魔導師の中でも上位クラス。でも懐に入ってしまえば終わりだ。障壁破壊に優れた騎士の一撃の前じゃ、その障壁も意味は無い。
すずかは珍しい氷結魔法の使い手で、補助特化の魔導師。けど
前衛
(
アリサ
)
と
中衛
(
なのは
)
を墜としてしまえばそれで終わり。
「はぁはぁはぁ・・・シャル・・・あんた・・つ、強すぎ・・・」
「これが・・・シャルちゃん、の・・・本気・・・」
「あぅ〜〜〜・・・」
ちょっと本気出し過ぎちゃったかも。床に倒れ伏してるなのは達を診るユーノ達を眺めつつ「ごめんね〜」と謝りながらも、みんなの課題を思い描いていく。3人の課題を確かなものとしたところで「そんじゃ3人に課題を与えま〜す」と告げると、なのは達は上半身を起こして座る。さすがに立ち上ることは出来ないみたい。やっぱやり過ぎちゃったな〜。
「まずは、なのはからね。なのはには2つの魔法を習得してもらう。1つは短距離の高速移動魔法。懐に入られた時、防御だけで乗り切れない場合がある。操作弾での迎撃もいいけど、そんな集中できるような状況がいつもあるとはありえない。だから緊急回避用の移動魔法が要る。
そしてもう1つ。近接用の直接打撃魔法。これもそう。射砲撃は避けられた後、術者はやっぱり無防備になるからね。そこを狙ってくるの奴もいる。フェイトがそう。あの子のように高速近接戦を得意とする相手には、少なくてもこの2つの魔法を習得しておかないとキツい」
フェイトの動きを思い返しているのか俯いてしまったなのはに「頑張れる? なのは」って声を掛けてみる。するとなのはは「もちろん! 頑張って覚えるよ!」そう強く頷いて応えてくれた。
「次はアリサ。アリサは・・・魔法っていうかまずは剣の扱い方からね。剣を使っているというか剣に使われてる状態。剣を持つにも振るうにも力が入り過ぎ。あんなんじゃすぐに疲れるよ。だから・・・わたしが、剣騎士イリス・ド・シャルロッテ・フライハイトが直接剣の使い方を教えるから」
「うっ。・・・よ、よしっ。いいわよ、やってやるわっ!」
やる気を漲らせるアリサ。そして最後は「すずか」への課題を告げる。
「少なくとも射撃魔法の1つは習得して。攻撃魔法が何1つ無いなんてビックリだよ。あと、カウンター効果の障壁や結界なん
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