暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic14-Bそれはもうジュエルシードの回収は大変で〜StrangE〜
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大声で訊かれてビクッとしちゃう。そんな私を見たリンディさんが「クロノ」って窘めると、クロノ君は渋々だけど「はい」って頷いて引いた。
「なのはさん達は、この魔導師とお知り合いなのかしら・・・?」
私たちは頷いて、お父さんとお母さんの経営する翠屋での出来事を話す。ケーキが大好きで、面白い旅話を聞かせてくれて、とても優しいお姉さんのような人。お勘定の時、お金がなくて困っていたこと。そして、知り合いのシュヴァリエルさんっていう男の人が迎えに来たこと。それに、何か探し物をするために日本に来たこと。今ならその探し物がジュエルシードなんだって判る。
「――えっと、また近くに来たら、また翠屋に寄ってくれるって言ってました・・・」
あ、なんて言うか・・・私、レーゼフェアさんを売った・・・? そんな後ろ暗い感情が胸の奥に広がる。そこに『しょうがないわよ、なのは』アリサちゃんから念話が届いた。
『真実や事実がどうであれ、レーゼフェアが魔導師で、ジュエルシードを奪ったってんなら・・・その理由とかを聴くためにもさ、今はアイツを止めるしかないでしょ』
『そうだね。そうだよ、なのはちゃん。レーゼフェアさんを止めよう』
『・・うん』
レーゼフェアさんのした事は悪いことなんだと。
「お手柄だぞ君たち! 艦長!」
「ええ。クロノ執務官。レーゼフェア・ブリュンヒルデ、およびシュヴァリエルの広域指名手配の申請を」
「はい!」
「カイエン捜査官、ケイマン捜査官。喫茶翠屋の張り込みを。私たち管理局の介入を察知してすでに離れたかもしれないけど、レーゼフェアの仲間である可能性のあるテスタメントさんが来るかもしれないわ」
「「了解です」」
「エイミィ。テスタメントについての情報を集めて。あと、レーゼフェア・シュヴァリエルとテスタメントの関連の有無の調査を」
「はい。判りました」
リンディさんが次々と指示を出していって、そして会議はこれで解散となった。スタッフのみなさんが出て行くのを見送った後、リンディさんが私のところに来て、翠屋に迷惑をかけないことを誓ってくれた。だけど私は始めからそんな心配はしてなかったから、「大丈夫です」笑顔で応えた。リンディさんとクロノ君、エイミィさんが出て行って、最後にシャルちゃんが私たちの所へ来た。
「そんじゃ会議も終わったことだし、全員、トレーニングルームへ!」
私たちはもっと強くなるための特訓をするため、シャルちゃんに連れられてトレーニングルームとかいう場所に向かう。
†††Sideなのは⇒イリス†††
「ま、こんなもんかなぁ〜。ていうか、大丈夫?」
トレーニングルームでまずはわたし対なのは・アリサ・すずかで模擬戦をやってみた。アリサが先頭を切って斬り合
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