暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic14-Bそれはもうジュエルシードの回収は大変で〜StrangE〜
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、ユーノ君に注意されちゃってる。そんなやり取りをしてるところで、「今さらでなんですが、なのはさん達に大事なお話があります」私たちに向けられたリンディさんの厳かな声は、念話の中断と居住まいを正すには十分だった。
「ユーノさん達が発掘したジュエルシードを管理局の本局へと運搬していた船は、何者かに襲撃を受けてしまい、その結果、ジュエルシードがなのはさん達の世界に散ってしまったの」
「「「えっ!?」」」
それに驚くのはユーノ君たち。そういう私たちもそうなんだけど。その話を聴いて、どうしてか私は「あ、まさか・・・」その話が何を意味するのかすぐに解ってしまった。ジュエルシードを回収を目的としてるフェイトちゃん側かテスタメントちゃんの部隊のどちらかが・・・その船を襲ったのかもしれないって。
「襲撃を受けた船にはジュエルシードやその他の物品を護衛する局員が居た。魔導師ランクとしては僕やイリス、君たち以上の強者なんだが、ものの見事に敗北した」
「ねえ。魔導師ランクって何?」
「ん〜と、一般的には保有資質や魔力量の多寡なんかで決まるランクのことなんだ。あと管理局内で言うランクは、既定の課題行動を達成できる能力を示すもの、かな。前者のランクで言えば、フェイトが1番、なのはが2番、クロノが3番で、わたしとテスタメントは同じくらい、そしてすずかとアリサって感じ。んで、後者でいうランクでは、わたしとクロノはAAA+で、なのはとフェイト、そしてテスタメントは推定AAA、アリサとすずかは推定AA+」
アリサちゃんにそう答えたシャルちゃん。複雑な感じだけど、これだけは判るよ。ランクが同じでもフェイトちゃんには及ばなくて、どっちのランクでも私はテスタメントちゃんに勝ってるのに、負けるのはどうして。決まってる。戦うために身に付けた技術の差なんだ。
「その局員は、僕たちAAAクラスのさらに上であるSクラスの最上位のオーバーSランク。だが相手はそんなもの関係ないとでも言うように・・・」
「みんな。もしこの魔導師と対峙した時は、戦おうとはしないですぐに連絡をちょうだい」
シャルちゃんがそう言って、エイミィさんが出した静止画に映る女の人を見て、私とアリサちゃんとすずかちゃんは「あ!!」思わず立ち上がる。だって、その顔も名前も知ってる人だったから。だから信じられなかった。
「ちょっと、ねえ、なのは、すずか・・・!」
「見間違い、じゃないよね・・?」
「う、うん・・・。間違いない・・・。レーゼフェアさんだ・・・」
ジュエルシードの運搬をしてた船を襲って、管理局の人を倒した魔導師。紫色の髪、深紅の瞳、猫のような目に口。それは間違いなく以前、翠屋で会ったレーゼフェア・ブリュンヒルデさんだった。クロノ君に「知っているのか!?」って
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